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やる気がない日の100%、自分を褒めたたえる。

今日は本当に朝から元気もやる気もなくて、やろうと思っていたことにはさっぱり手を付けられないまま一日が終わってしまった。
やったことといえば、お花の手入れと、この間買ったばかりの水やりポンプのガラスに亀裂が入っていて、それを交換しに百貨店まで行ったことくらいだ。
購入した翌日にテーブルの上が水浸しになっていて、それは驚いたものだった。
水を入れた時には気づかなかった、じわじわくるタイプの奴だった。

それだけでも立派だ。ずっとやらないとと思っていたことをやったからだ。
だいたい、こういうこまごまとしたことは後回しにして水に流してしまうタイプである。
洋服ダンスや書類棚には整理されてないガラクタたちが踊りだしそうな様子で詰め込まれている。

今日が終わるまであと一時間というところで、ようやく重い腰を立ててパソコンの画面を開いた。
今夜は珍しくテレビを見ていた。イタリアのマフィアについての取材がどうしても気になって仕方なかった。
あと2時間しかないなあと頭の片隅にnoteの存在をずっと感じながら、逃れるようにか、いつもは見ないテレビにくぎ付けになっていた。

今日はどうにも頭と身体が重かった。
昼前に帰宅してから、頭のごちゃごちゃを振り切るように走りに行った。
ひと月ぶりのランニングは、重くなった自分の身体についた錨を10センチ引き上げたような手ごたえだった。

午後のお出かけから帰宅してからは、身体がもう限界だった。
夕飯の時間に何回呼ばれても、起きれなかった。鉛のように身体が重たく、指一本動かせず、まぶたをピクリとさえ動かすことはできなかった。
周りの音ははっきりと聞こえる。起きなきゃいけないと考えることもできた。寝る前につけた八木仁平のYoutube動画が、もう3動画目に突入していたのを感じていた。
呼吸が苦しい。このまま心臓も止まってしまえそうな気がした。
寝たきりになってしまった人はこんな気持ちなのだろうか。
こんな風に毎日を過ごしているのだとしたら
本当にとてもつらいだろう
もっとつらいかもしれない。
もしくはもっと気持ちがいいのかもしれない。
分からないけれど
勝手に想像してしまって涙が溢れてしまう。

いつの間にか意識が浮上して、むくっと起き上がれた。
ほ。ちょっと安心。
危ない、沼の世界に皆様を引きずり込むところでした。

結局パソコンを開いてから30分かそこら、指が止まることはなかった。
どうしようもなくやる気がない日も、やらないという選択肢はない。
その日の100パーセントの力を発揮してみせる。
いつかのイチローさんがインタビューでおっしゃっていた。

交換してもらったばかりのポンプに早速水を入れて、この前ポンプと一緒に連れ帰ってきた観葉植物に吹きかけてあげる。
今日は月曜日だ。月曜日は水やりの日にしよう。
ペルピンズと堂珍さんのDrivingKARAOKEで一日を締める。
最高だ。

明日はどんな風が吹くだろう。


素晴らしい一日になりますうよう
願いを込めて

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