ドイ、ランニング教室へ行く
5キロを完走して感無量のドイ。
一つ先の電柱までも走れなかったドイが5キロ完走するなんて…凄すぎます!
しかしドイはすぐに冷静になった。
ドイ、走るの遅すぎないか?
大会で最下位って。
ドイは自分1人での練習に限界を感じ、
気付けばランニング教室に申し込んでいた。
習い事嫌いなドイがねぇ…としんみりしながら
教室へ行ってみると、男性コーチが
待ち構えていた。
他の受講者が「憧れの◯◯さんに教えてもらえるなんて…」と囁きあっている。
ドイは存じ上げなかったが(なんせ運動知識ゼロ)このコーチ、どうやら陸上界では著名な方のようだ。
ランニング教室が始まった。
まずはストレッチ。
ドイ、固い。
次にクランチ。
ドイ、2秒。
そして体幹トレーニング。
ドイ、あまりにも出来ないので、体育座りで終わるのを待つ。
この時点で大いに劣等感を感じるドイ。
そして事故は起こった。