秘技・サウナでマインドフルネス

サウナ

では、みなさんどんなこと考えてます?

私は「あつい~、耐えるんだ、出たいなー。でもまだ早いがすんな~」などです。

テレビ付いてるタイプのサウナでは、テレビをぼんやりと見てます。

あつさにひたすら耐えるあの時間、何かメンタルヘルスに効くものをしたい。それで思いついたのが、サウナでのマインドフルネスでした。

マインドフルネスがメンタルにいいのは、様々な書物で言われております。下記に参考資料を載せます。

簡単にマインドフルネスを説明すると、「自己の反応に対する正確な理解と中立的な受容」です。つまりは、自分に起こっていることを観察して、コントロールしないことです。

サウナでマインドフルネス(サウンドフルネス ※造語)

サウナでは、「身体感覚」と「思考・感情」に注意を向け続けることにしました。

普段のサウナではあつさに耐えることを頑張っているので、気づませんが、自分の内面を観察すると色んな気づきがあるもんです。

例えば、汗が体の色んな場所で流れる感覚。ずっと観察しているとなかなか面白いです。「今、肩に汗が流れている。背中にも何粒か汗が流れている。首にも流れている」などなど。また注意を汗一滴に絞り、その汗がどんな動きをしてどこに流れていくのか、途中で流れていない汗と合体していって徐々におっきくなる感じ。

また、呼吸にも注意を向けてみます。普段呼吸するときは、冷たい空気が入ってきて、吐くときには温かい空気が出ていくんですが、サウナでは逆なんです。
温かい、もしくは暑い空気が入ってきて、自分の吐く息は冷たいとは言わないまでも、吸う空気よりは温度が低い感じがします。

思考に注意を向けてみると、脳内では、「あつい。出たい。いや頑張るか。飽きた。おっさんたちどんなこと考えてんだろう。そろそろ出ようかな。まだ入ってそんなたってない。いや結構たったか?。時間が気になる。あつい。あーあつい。」といったように思考がいっぱい浮かんできます。それを悪いとか良いとか判断せずにずっと見てます。

これこそがサウンドフルネス。

不思議ですが、

こういったことに注意を向けるとわりと時間過ぎているものです。

普段サウナに入るときは、「よし20分入るぞ!」「何があっても耐えるぞ!」みたいに気合いを入れてから入りますが、そうなってくるとサウナ内のあつさに耐えることに集中して、結構きつく感じますが、

マインドフルネス的に入ると、きついというよりは(まぁきついんですが)、どこが辛いのか、どういう風に辛いのかを観察することで、観察しているときは、つらくないんです。

ごめんなさい。わかりずらい日本語で笑

おおよそ、耐えよう耐えようとしていると、かえってきつく感じますが、
どんな感じできついのかを観察しているときは、あんまりきつくないんです。

集中すれば、周りが見えなくなる とよくいいますが、まさにそんな感じ、

つらさに集中すれば、つらいですが、

つらさを観察することに集中すれば、つらくないんです。

伝わりましたかね?笑

そうなってくると

マインドフルネスが効果的なのはなんとなく理解できます。
めちゃめちゃネガティブな思考が頭をぐるぐるまわっているとき、観察者を発動すれば、ネガティブな思考のつらさは少し緩和されるのかもしれませんね。

マインドフルネスは簡単ですが、ずっとマインドフルでいるのは難しいです。
何度も「観察している」状態から〈自分に戻ってる〉状態に戻ります。

例えば、「今、自分はあつさを感じていて、汗が流れることに集中している」→〈あついー、でたいー、もうでようかな~〉

でも何回かやってみるとすぐそれに気づき「観察している」状態に戻ることもできます。

例えば、「今、自分はあつさを感じていて、汗が流れることに集中している」→〈あついー、でたいー、もうでようかな~〉→( ゚д゚)ハッ!「今、自分はでたいなーと思っていた。そして、もうでようかなと思っていた。他にはどんなことを感じているだろうか」

この( ゚д゚)ハッ!がまさにマインドフルネス。笑

なので、

結構面白いので、サウンドフルネスやってみることをオススメします。
※ただ、あまりに集中してしまうと、脱水症状とかになってヤバイので気をつけてください。というかサウンドフルネスやるときは自己責任でお願いします。訴えないでください。

なにもサウナでやる必要もないので、普段の生活でもやってみてください。

参考

クリスティーン・ネフ(2014) 「セルフコンパッション~あるがままの自分を受け入れる」金剛出版

ラス・ハリス(2015) 「幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない~マインドフルネスから生まれた心理療法ACT入門」筑摩書房

丹野義彦ら(2015) 「臨床心理学」有斐閣

ジョン・カバット・ジン(2007?) 「マインドフルネスストレス低減法」北大路書房 ※立ち読み

スティーブン・マーフィ重松(2016) 「スタンフォード大学マインドフルネス教室」講談社 ※立ち読み

その他もマインドフルネス系の本を立ち読み。
どんだけ立ち読みしてんねん。

Google先生にも教えてもらいました。
サウナで瞑想みたいなのもあるらしいです。

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