コミュニケーションのバランスを取らないと歪みが生じる話
人には必ず偏りがあります。
偏りは個性であり、否定すべきものではありませんが、時にして、歪みを生むということを、意識しておくべきかと思います。
中でも、後輩へのコミュニケーションでは、より一層意識したほうが良いかもしれません。
コーチング・ティーチング・フィードバック、あなたはどれに偏っているでしょう?
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コーチング
・引き出す(相手の中に答えがある)
・自分の考えを認識できたり、内発的な気づきが生まれる
ティーチング
・教える(相手の中ではなく、自分の中に答えがある)
・持ってなかった観点や知識を得られる
フィードバック
・伝える(自分から見ての主観を伝える)
・自己評価 / 認識と他者評価 / 認識の乖離に気づける
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どれかに偏りきってしまっていると、以下のような問題が発生しているかもしれません。
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コーチングに偏った弊害
・相手が知識や観点を持ててない場合に、ただただ迷い続ける
・結果、(ただ知らないだけで何も悪くないのに)僕はダメだ...と気力を失っていく
ex.キャリアパターンも伝えずに、どういうキャリアを歩みたいの?とマウント取るおじさんと、自己肯定感が下がり続ける学生
ティーチングに偏った弊害
・アドバイスを貰ったり、教えてもらわないと、思考が進まなくなる
・結果、(本来的には個性あふれる思想/考えの持ち主なのに)自発的思考が消えていく
・ex.手取り足取り教えたがる先輩と、一向に自立しない後輩
フィードバックに偏った弊害
・どう見えているか / 評価されているか、だけが気になり初めて思考が外れていく
・結果、(見られ方より結果の方が重要なのに)本質を見失う
・ex.主観だけで語り散らかす先輩と、気に入られるのに必死になる後輩
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相手の状況を把握しつつ、適切なバランス感を保ちたいものですね。
宇宙兄弟のコミュニケーションのバランス感が個人的には心地いいです