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カメラで簡単な構図を意識しながら撮ってみる

こんにちは。
今回は旅先で撮った写真を添えて、写真の構図についての記事。

写真を撮るときの簡単な構図を知っていると、被写体が一番映えそうなアングルを探しやすくなります。
今回は私が乱用している構図3つをご紹介したい。

日の丸構図

こちらはその名の通り、日の丸の如く被写体を写真のど真ん中に持ってきます。
何を撮りたいのかが明確な撮り方。

写真中央に丸をイメージして、被写体がそこに収まるように撮ると成功しやすい。

どーんとエッフェル塔

何も意識せずにこの構図で撮ると、平凡な写真になってしまいがち。
シンプルだからこそ、光の使い方などで一番センスが出る構図でもあると思います。修行…。

オルセー美術館にて。暗い屋内を活用。
淡く金魚

放射線構図

この構図は、写真のある一点に向かって放射線状に線が集まっていくような撮り方です。
並木道などの長い道や、直線の続く建物など、奥行きを写すのに向いている。

福井県勝山市で撮影

放射線の集まる場所は写真の中心である必要はありませんが、ある程度引きで撮る必要があります。
レンズが広角であるほど迫力が出て、広く遠い空間・風景を意識した写真を撮ることができますね。

オルセー美術館・館内
オランジュリー美術館への道

三分割法(線や点を意識する)

この方法は、被写体の写る範囲を縦横に三分割し、その線上や、線が交差する点に被写体を置いて撮るものです。
日常的なスナップに意識できると、特に重宝する構図な気がします。

といっても、三分割はアバウトでOK。
例えば景色を撮るなら、上から空、山、近くの風景、など、三段階で写るものをなんとなく変えるとそれっぽく撮れます。

例えば↓の風景だと、川・草むら、山、空で大まかに三分割するとこんな感じ。

福井県にて

写真を撮るとき、つい被写体を画面の中心に持ってきてしまいがちです。
日の丸構図のように撮りたい物を全面に押し出して撮るとなぜか野暮ったくなる…という(私みたいな)人は、真ん中からずらすことによって、空間の広がりをイメージしやすい、それっぽい写真になります。

こちらの猫ちゃんも、ど真ん中に持ってくるよりちょっと味が出てる気がしません?笑

広島・尾道にて

写真は自由に撮るのが一番だと思いますが、どうすればそれっぽい写真が撮れるのか少しでも構図を知っていると、さらに奥が深まる気がします。

いつか、ちゃんと写真を勉強したいなぁ…。

kedama

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