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DropKit開発ノート#7: 最新アップデート(Ver.1.1.0)で追加された新機能を徹底解説
2024年3月末にDropKitの最新アップデート(Ver.1.1.0)が配信されて、いろいろ新しい機能が追加されました。この記事では更新された内容について詳しく紹介したいと思います。
アプリの更新について
DropKit製品版をお持ちの方で、まだ最新版にアップデートされてない方は、下記のApp Storeより更新をおこなってください。
バージョン確認方法
現在お使いのDropKitのバージョンを確認するには、DropKitのホーム画面より、「設定 > DropKitについて」を選んでください。
![](https://assets.st-note.com/img/1712019450862-w5ZboJq4wN.png?width=1200)
この画面で「Version: 1.1.0 / Build: 26」と表示されていれば、現時点(2024年4月時点)で最新版ということになります。
学習課題「パズル」
最新版にて、待望の新学習課題「パズル」がご利用いただけるようになりました!
![](https://assets.st-note.com/img/1712019895433-zHQHATwffF.png?width=1200)
これにより、オリジナルのジグソーパズル問題を作成してプレイすることが簡単にできます。
パズルの学習ページを作成するには、いつものように編集画面のページ追加ボタンをタップします。そして、学習ページの選択項目の中から「パズル」を選択します。
![](https://assets.st-note.com/img/1712020315313-FV7QNXyzSD.png?width=1200)
下の画像はパズルの編集画面の様子です。既存の学習課題と同様にテンプレートを使って簡単に作成することができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1712020478490-Jc473hgReq.png?width=1200)
編集画面の右上にある「設定メニュー」ボタンから「ページ設定」を開くと、パズルボードのサイズ、パズルピースの形状や個数などを細かくカスタマイズすることができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1712020569010-9m7QX5FMFu.png?width=1200)
パズルのプレイ画面では、バラバラになったパズルのピースをドラッグして、パズルボード上の所定の位置にセットします。
![](https://assets.st-note.com/img/1712020605618-gyYVltxxnw.png?width=1200)
こんな感じで、楽しいパズルの問題を簡単に作ることができます。ぜひ活用してみてください!
なお、パズル機能については別の記事にて詳しく紹介する予定です。
カードライブラリの機能強化について
また、今回のアップデートで「カードライブラリ」の機能が大幅に強化されました。
![](https://assets.st-note.com/img/1712021241380-27F4XDLGb7.png?width=1200)
上の図のように、カードライブラリのサイドバー部分に3つのアイコンボタンが追加されました。
これらのボタンをタップすることで、カードライブラリの画面表示を切り替えることができます。ボタンの左から順に「アプリ内カード」「ユーザーカード」「最近追加したカード」となっています。以下でそれぞれについて詳しく説明します。
アプリ内カード
「アプリ内カード」画面では、ドロップスを中心としたアプリに最初から組み込まれているカードが表示されます。これは従来のカードライブラリにあった機能そのままですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1712039812562-WTthaUX8jF.png?width=1200)
ユーザーカード
そして今回追加された「ユーザーカード」画面では、ユーザー自身がカードを自由に追加することができます。学習課題でよく使う画像や音声を予め登録しておくことができるので、とっても便利です!
![](https://assets.st-note.com/img/1712039843258-6StFFUupru.png?width=1200)
カードを追加するときは、ユーザーカード画面の右下にある「カード追加」ボタン(プラスアイコン)をタップします。また、サイドバーの「カテゴリー設定」ボタンをタップすることで、カテゴリーを追加して、ユーザーカードを分類・整理することが可能です。
![](https://assets.st-note.com/img/1712040288342-4rNY3NQGzj.png?width=1200)
なお、カードやカテゴリーを追加・編集ができるのは、DropKitのホーム画面のサイドメニューから「カード」を選択してカードライブラリを開いたときだけです。
学習ファイルの編集画面から画像や音声を選択するときに開いたカード選択画面(正式名称はカードピッカー)ではカードの追加・編集はできませんのご注意ください。
最近追加したカード
「最近追加したカード」画面では、学習ファイルの編集中に追加した画像および音声が自動的に表示されます。
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この機能を使うことで、以前使った素材を簡単に再利用できるようになります。
ますます便利になったカードライブラリを使いこなして、快適に教材作成をおこなってみてください!
「これなんだ?」のダミーワード設定
こちらもユーザーの皆さまからご要望の多かった機能ですが、「これなんだ?」の文字の並び替え問題において、正解のワードとは別にダミーのワード(ノイズ)を登場させることができるようになりました。
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上の図のように、これなんだオブジェクトのプロパティ画面を開くと、設定画面の下の方にダミーワード設定があります。ここで入力したテキストが自動的に分割されてプレイ画面に登場します。
![](https://assets.st-note.com/img/1712042199099-ActTUJZwzZ.png?width=1200)
プレイヤーは正解のワードを見極める必要があるため、問題の難易度がアップします。より難しい問題に挑戦したいときは、このダミーワードを設定してみてください。
さいごに
今回は最新アップデートで追加された新機能について解説しました。いかがでしたでしょうか?
今後もこちらのnoteでは、DropKitの便利な使い方をいろいろとご紹介していきたいと思いますので、是非スキ&フォローをよろしくお願いします!
DropKitとは
DropKitはデジタル教材を作成・実行するためのiPad専用アプリです。学校の先生もしくは保護者が、子どもたち一人一人に合わせたデジタル教材を簡単に作って、共有することができます。
詳しくは下記の記事をご参照ください。