こどもの頃読んだ絵本「カロリーヌのせかいのたび」をなぞる旅@オランダ
私は子供のころから絵本が大好きで、大人になった今でも本棚に並べていて時々読んだりしています。
子供の頃はいろんな絵本を読むというよりは、お気に入りの絵本を何度も読む(見る)というタイプでした。
その中でも特にお気に入りだったのが、ピエール・プロブストの「カロリーヌ」シリーズで、今でも大切な宝物です。
絵がとにかくきれいで、表情豊かに細部まで丁寧に描かれており、今見ても全然飽きません。字が読めなくても絵を見ているだけで、ストーリーがわきあがってくる動きのある絵です。
主人公の女の子であるカロリーヌには動物のお友達がいつも一緒にいます。その動物のお友達がどの子もとてもかわいらしくて、「いつか犬を飼ったらこの子の名前をつけよう」とまで決めるぐらい大好きでした。
私は海外への好奇心が強い子供で、アニメ、ドラマ、料理番組、ドキュメンタリーなど、輸入された番組を見るのが好きでした。
今回、オランダに旅行することが決まった時、まず引っ張り出してきたのはこのカロリーヌの絵本です。小さいころに読んだ、オランダのこの風景を見たい!
オランダのチーズってこんなに丸くて大きいのかな?
オランダの人はチーズをこんなふうに運ぶのかあ。
と子供ながらに異文化に思いを馳せてたものです。
本当に運んでました。観光客向けではありますが。
アムステルダムから鉄道で30分ほどのところにアルクマールという街があります。
そこはそのまんま絵本の世界でした。子供の頃、思いを馳せてた絵本の中の外国。
あの頃の小さい私に教えてあげたい。何十年後かにはこの場所に行ってるよって。
今と違ってインターネットも何もない時代に、絵本の中で見た世界。
それをなぞる旅は、ちょっと不思議な感覚なのですが、私の中の小さな私がとても喜んでいるのがわかった素敵な旅になりました。
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