レコード針メーカーの生き残り
近年、アナログレコードの人気が復活しています。
2021年の国内アナログレコード生産額は、前年比184%の39億円(日本レコード協会発行「日本のレコード産業2022」)に達しており、若い世代の関心が高いそうです。(2022.6.11 日本経済新聞夕刊)
私は昨年の夏、レコード・CDを大量に処分したのですが、そのうち数枚のレコードが定価より高く売れる経験をしました。
中古市場を見ると、数年前には簡単に手に入ったレコードがとんでもない値段がついていて、びっくりします。
最近は私も、手元に残しておいたレコードを楽しんでいます。
先日、レコード針を製造している企業の記事を読みました。
CDの普及で、長い間かなり厳しい経営状況でしたが、近年はサブスクとレコードの両極化が進み、需要が大きく高まってきたとのこと。
まさに残存者利益ですね。
過当競争や収縮傾向にある市場において、競争相手が撤退したあと、生き残った企業のみが市場を独占することで得られる利益。
アウトソーシングを活用したところ、これまでに蓄積された技術力に陰りが見え始めたため、外注せずに道具も自家製で生産しているそうです。
若手の獲得は、特に中小企業は苦労するところですが、地道な取り組みを続けることで、ここ数年は毎年1人ずつ若手を採用できているとのこと。
事業承継してから大変な苦労をされていますが、新しい試みも実を結びつつあるようです。
オンリーワンの魅力を持つ企業と感じました。
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