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思いがけないことは起きるものです
佐藤勝彦が1975年、季刊『銀花』第24号の
「佐藤勝彦現代仏道人生」に挿入するため
8万5千枚の肉筆画を描き話題となりました。
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時々銀花を買っていたことから手に入れたのが
この1点でいつか額装しようと思っていました。
ところが数年前にいざ額装しようと思い探すと
どこにしまい込んだのか行方不明になりました。
失くしてはいけないと思い大切にした結果ですが
何せ1枚の薄い紙ですからどこにでも入ります。
先日、小野信也さんの記事を見ていると
私が持っていたエッシャー展の図録と同じものが
紹介されていたので探してみたのですがありません。
ところが探しているうちにこの絵が出てきたのです。
まさかこんなことで出てくるとは‥‥‥
これでやっと額装ができそうです。
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これまで早朝のウォーキングの時などでは
ミニチュア生け花向きの花を探してきました。
このところのような寒さが続いてしまうと
次第に花も減ってくるようになりました。
ドライフラワーしか使えないかと思っていると
何と身近なところにあったのは
花びらを落とした枯れる直前の野の花でした。
花がないので全く目立たないのですが
よく見てみると花そのものより造形的に面白く
どうやって使ってもうまくいきそうに見えます。
面白い形なのでGoogleで画像検索すると
薬草になるゲンノショウコのようでした。
この花は熟すと皮が下から5つに分かれ
5個の種子を飛ばすそうです。
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使い方は簡単で高さと方向を工夫するだけです。
この野の花は2個づつ花をつけるタイプのようで
削るかどうか迷ったのですが生かしてみました。
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次の野の花も同様にハサミを入れると
一部が弾けて形を変えびっくりしました。
このような変化が起きるのは種を遠くに
飛ばそうとして起きるそうなのです。
何と自然とは奥深いのでしょうか。
こんなところにもミニチュア生け花の
面白さを感じた思いがけない出来事でした。
💛 🇺🇦 💙
ミニチュア生け花の会はまだまだ会員募集中です。
noter対象で、入会金や会費はありません。
入会記念としてミニチュア花器1点プレゼント。
下の花器の中から選んでください。
参加希望はコメント欄に書き込みください。
お待ちしています。
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