季節外れの‥‥
今年は台風の影響で季節外れのヒマワリの開花や
サクラの狂い咲きが各地で見られているそうです。
サクラは風などで葉が落ちると冬と勘違いして
その後気温が上がると春と思い開花するのだとか。
ちょっと早いのですが、干支凧を作り始めました。
ミニチュアの干支凧を本格的に作って十数年、
その前は年末にノーマルサイズの干支凧を作って
お歳暮代わりに配っていました。
冬道を自転車やバスを使って数カ所に配るため、
積雪のために歩道が雪で埋まり走れなかったり、
バスが遅れたり動かないということもありました。
配達の限界も感じ普通サイズの凧はやめることにし
ミニチュアの干支凧だけは作ることにしました。
縦5cmの干支凧を実際に揚げるのは無理なので
基本的な作り方だけは変えずに、耐久性を考えて
少し固めの骨を入れることにしました。
それでも一番太い骨でも幅1mmはありません。
どの骨も曲げた時に均等に曲がるように割ります。
大入りの中に干支の土鈴という簡単な図柄で、
昨年から能古見の土鈴を使い始めました。
能古見の土鈴はカラフルで現代的なデザインです。
それで下絵を作り、タイプライター用紙を重ね
凧の枠を書いてから下絵を筆ペンで写し取ります。
そこに彩色していくのですが、アクリルカラーを
使うとムラが出てしまうので2度塗りしています。
こうやって干支凧の材料を揃え、組み立てます。
骨は場所によって長さと硬さが違うので分けて置き
貼り終わったらはみ出した骨を切って整えます。
コロナの状況とはいえ、季節外れの干支凧でした。