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Photo by
kaiun_kikou
表現の幅を増やしたい
ミニチュア生け花用の花材を増やすために
手持ちのハオルチアを使おうとしています。
花茎が真っ直ぐなので面白みがないと感じ
曲げた方が味が出るではないかと思いました。
![](https://assets.st-note.com/img/1674338824599-HvG9zdUzo9.jpg?width=1200)
ドライフラワーにするので後で曲げられず
そのためその方法を考えることにしました。
考えた一つが銅線を螺旋状に巻いたものに
花茎をくぐらせて曲げる方法でした。
実際にやってみると想像していたよりは
色々な方向に曲げられそうでした。
この方法を使って色々なパターンの花茎が
できれば表現が広がるかもしれません。
![](https://assets.st-note.com/img/1674339271974-QMF5XxnSEg.jpg)
以前、ミニチュアの釉掛けの話を書きました。
ノーマルサイズの焼き物の釉掛けと異なって
ミニチュアは1〜2mmと器体が薄いので
釉薬を厚くかけられないという話です。
通常なら器体を釉薬に3秒は浸すのですが
ミニチュアは1秒程度で限界となります。
もしそれ以上浸すと釉薬が剥がれてきます。
市販の釉薬の場合、一定の厚みになれば
きれいに発色するように調合されていますが
ミニチュアは淡い色になるのが欠点でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1674338944985-sp4qLVIwzl.jpg?width=1200)
普通に釉薬をかけただけだと画像右の
色見本のように白っぽいボケた色になります。
これを回避するために工夫してみたのが
画像左の花器です。
素焼きしたものにカフェカラーを1度塗り
もう一度素焼きしてから釉薬を掛けました。
全体にムラが少なく上品に焼き上がりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1674339042579-2uZ2gcVjY7.jpg?width=1200)
この花器もカフェカラーを1度塗りしてから
素焼きして釉薬を掛けて焼いたものです。
結果ははっきりムラが出てしまいましたが
濃い色の釉薬はカフェカラーを重ね塗りし
調整することできれいに仕上がりそうです。
今回は同じ色味のカフェカラーと釉薬でしたが
色味を微妙に変えたり種類を増やすことで
ハオルチアのように面白い表現ができるかも。