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掛け軸

額縁ハウス『茶室』の作業手順が決まっていない現在
それでは床の間の掛け軸でも作ってみようかと
取り組み始めました。

実物をマジマジと見つめたことがなかったので
いつも行く額縁や美術作品を扱っている店に行き
裏側まで見せてもらいました。
そこで店員さんに教えてもらった話が面白かったので
真偽はわかりませんが紹介しておきたいと思います。

戦国時代(あたりでしょうか)武将が出陣した時に
屋外なのに掛け軸を掛けていたというのです。

掛け軸の上から2本ぶら下がっている風帯は
掛け軸を巻いた時の止める紐かと思ったのですが
実はスズメ避けだというのです。

それでは掛け軸の下にぶら下がっている風鎮なる物は
一体なんだと思いますか?

戸外ですから風で動きにくくするために使う
重りだというのです。
ちょっと軽くないですかね。
大砲の弾丸でも補助に使ったのかもしれません。
にわかには信じられない話ですが‥‥‥

画像1


最初に掛け軸の画像を探してみたのですが
「一期一会」というのがとても多かったので
これから始めてみることにしました。


画像2

印刷するのは本意でないので手書きをすることに。
少し練習してから一挙に書き上げたのですが
下の『一』の方向を間違えてしまったものの
こっちの方がいいような気がしたので完成としました。


画像3

それを裏からアイロン接着シートで補強しました。
これを接着することで紙が扱いやすくなって
次に使う布と合わせる作業が楽になります。

この布も裏打ちをすることで扱いやすくなります。
でもここからは難題続きです。
本物の掛け軸を見てみると布の上に字を貼らずに
それぞれの縁同士を接着していたことから
まず掛け軸の作り方の学習が必要となりました。
なので今日はここまでとしたいと思います。

   🔚   🔚   🔚

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