ビューティフルネーム
以前、雪丸0209さんが、ビューティフル・ネームというタイトルで記事を書かれていました。
わたしの本名は
〇美
文字通り、ビューティフルネームです。
〇の部分も画数が多く、旧姓も画数が多く、字面が暑苦しくてイヤだなと思っていました。
結婚してからは苗字の画数が減って、少し風通しがよくなりました。
わたしの子どもの頃は、まだ〇子という名前が多く、クラス名簿を見ても、半分から半分以上はいたような気がします。
今では自分の名前が好きですが、
幼稚園の時、クラスメートに
同じ名前の男の子がいて、(漢字は違います)何でわたしの名前は〇子じゃないんだろうと不満に思いました。
名前がどんな漢字を書くか説明する時に、父から教えてもらった常套句は、
「△〇の〇に美しいと書きます」
△〇という熟語がまた、あまりに美し過ぎる言葉なので、なぜこんな名前負けするような名を付けてくれたんだと
物事がわかるようになってからは、
恨みがましく思ってみたり。
そういう思いもあり、我が娘には、色の名前を付けて、漢字選びにひと工夫しました。
娘からはことある毎に、
いい名前をつけてくれて、ありがとうと感謝されます。
noteでは老婆の日常茶飯事と名乗っています。
只今60代前半なので、
同世代、または先輩の方から
まだ若いのに老婆とは……というコメントをいただくことがあります。
きっと皆様、気を悪くしておられるのでしょう。
浅墓な思いつきで付けた筆名ですが、
これはこれで、正真正銘の老婆になっても続けていきたいという決意も込めています。
それとは別に、尊敬する作家、松本清張への思いもあります。
何度読み返しても、飽きることがない作品の数々。
松本清張はやはり短編に神髄があります。