間食にメロンパンを
今日もご苦労様、と自分を労いたいときがある。
朝の子育てサポートの日は、仕事が終わるのがだいたい8時半。
ぶらぶら歩きながら帰る。
わざとゆっくり歩いて、開店と同時に近くのスーパーマーケットに入る。
無性にメロンパンが食べたくなる。
そんな日は年間を通じてせいぜい3〜4回だ。
焼き立てを食べたいけれど、店内ベーカリーのメロンパンは開店直後にはまだ店頭に並んでいない。
袋入りの菓子パンの棚を物色する。
4種類のメロンパンがある。
裏返して、成分表を丹念に見比べる。
カロリーが微妙に違う。
ふわサクと謳っているものはカロリーが高め。
生めろんぱん(フジパン)という商品が一番カロリーが低かった。
それでも356kcalある。
メロンパンのカロリーの高さにたじろぐ。
おまけに原材料には、悪名高きトランス脂肪酸、ショートニング、マーガリンの文字が。
ご飯なら100グラムで156kcal、
150グラム食べても234kcal。
メロンパンはあんこもクリームも入っていないのになぜ?
あの表面のクッキー生地とグラニュー糖が曲者なんだな。
そして、何より大きい。
赤ん坊の頭ぐらいある。
それでも、
理性をかなぐり捨て、一線を超えてしまう日もある。
今日はそんな日。
ま、半分だけ食べればいいんじゃない?
メロンパンは執拗に誘惑してくる。
激ウマというわけでもないのに、
気がつけば丸々完食していた。