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我が家の老人問題

老人の領域に片足を突っ込んでいる我々夫婦にも、悩ましい老人問題があります。

義母も実母も健在(健在といえるのか?)なのですが、このところ立て続けにいろいろあります。

数日前に、夫のケータイに義母から電話があり、「また入院しました」という報告がありました。
ごく軽い脳梗塞で2週間入院し、退院したのは今月はじめのことです。

再発?
と驚きましたが、フラフラして心細いので病院に行き、自分から入院させてくださいと申し出たのだそうです。

こちらの院長先生のご自宅と夫の実家は隣同士なので、このような融通が利くのだと思います。

今、入院はなかなか厳しくて、治療が終われば即退院、リバビリ入院も決まった日程が終わればいつまでもいるわけにはいきません。

検査結果には問題はなく、気候の関係で体調を崩したものと思われる、とのことでした。

前回は夫が付き添っていましたが、今回は京都の義兄が行ってくれています。

兄弟間でLINEでいろいろやりとりしていましたが、義兄がZoom家族会議をやろうというので、わたしがLINEでいいんじゃないですか?と提案し、義母のこれからの方針について話し合いました。

奇跡の95歳と思っていましたが、流石に一人暮らしが厳しくなってきたようです。

以前骨折をして絶対安静のときに、わたしが帰省して家事を担当していましたが、そのときにこれからはヘルパーさんにお願いすることも考えましょうと、大家さんである民生委員の方に相談し、ケアマネジャーさんにも自宅に来ていただきました。

実母もそうでしたが、義母も他人が家に入ることに抵抗がある人です。
そのときは、数回試してみて、やっぱり自分でやるから必要ないです、と断りました。

しかし、今回は義母もすっかり弱気になり、せっかく介護保険料も払っているのだし、お願いしてみようか…という気になったようです。

LINEのビデオ通話では、
「お母さんは、死んでも?施設に入るような人じゃないよね」というのが全員の一致した見解でした。

昔から市販のお弁当が大嫌い。
以前、ケアマネジャーさんの紹介で数か所から宅配弁当をお試し注文してみましたがすべて拒否。

たとえ簡単なものでも、自分の好きなときに好きなものを自由に作って食べたいのだそうです。

買い物もスーパーに出向き、 自分の目で選び、ショッピングカートを引いて帰るか、荷物が多いときには宅配を頼みます。
 
しかし、この暑さでは、買い物だけでもヘルパーさんにしてもらえると助かります。
多分、買ってきたものに難癖をつけるでしょうが、もうわがままをいっている段階ではありません。

医師の見立てによるとせいぜい要支援1 程度。
介護保険の枠は僅かです。

会議の結果、義母を説得し、まずは買い物からヘルパーさんにお願いしましょうということになりました。

(ここから上から目線↓)

息子たちよ
いよいよあなた方の出番ですよ。
月に1回でもいいから、帰省するなどして、2人で協力し、サポートが必要です。

わたしは今のところ傍観者ですが。

(ヘッダー画像はひ孫を抱く実母です)