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4年ぶり!新作ホラー脱出ゲーム『RED HOOD BIZARRE(レッド・フード・ビザール)』をリリースしました。

ハーイ、ホラーゲーム作家のかずぞうです。

前回、Appleの審査を通過したと書いた新作ゲームアプリ『RED HOOD BIZARRE(レッド・フード・ビザール)』が本日(8月30日)リリースしました!iOS版とAndroid版同時リリース。イエア!

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iOS版URL:https://apps.apple.com/jp/app/red-hood-bizarre/id1581933078

Android版URL:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.wuah.redhoodbizarre

オレからお伝えすることとしては「遊んでね」ということなのですが、とはいえ、どんな内容かわからないと、遊びたいとも思えないことでしょう。

そこでどんな内容か書いておくと、シャルルペロー版「赤ずきん」をベースにした、リアルタイムバトルを持つホラー脱出ゲーム

シャルル・ペローというのは作家の名前で、もともと民話に過ぎなかった赤ずきんを童話の形にした人物なんですな。なので、シャルル・ペロー版「赤ずきん」というのは、ある意味「赤ずきん」の原点といえます。

そして、この原点である「赤ずきん」のストーリーは、我々の知る赤ずきんとはラストがちょっと違っていて、猟師が助けに来ることなく、狼に赤ずきんちゃんが食べられて終わります。ダークな、いわゆる「本当は怖い童話」的なオチ。

で、今回の『RED HOOD BIZARRE(レッド・フード・ビザール)』は、このペロー版「赤ずきん」を下敷きに、現代の物語としてまとめています。ペロー版「赤ずきん」はあくまで下敷き。

ゲーム的にはリアルタイムバトルが特徴。館を探索していると、突然ナニカに襲撃されるわけですが…とはいってもRPGではなくあくまで脱出ゲーム正しい撃退アイテムを使えば、襲撃してきたナニカを追い払うことができます

ただ、リアルタイムなので、アイテム選びに時間がかかっていると…ゲームオーバー。この辺がホラーとなっています。

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…というわけで、是非あそんでやってください。無料です!(動画広告表示アリ)

iOS版URL:https://apps.apple.com/jp/app/red-hood-bizarre/id1581933078

Android版URL:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.wuah.redhoodbizarre

公式サイトURL:https://wuah.net/posts/red_hood_bizarre/

ちなみに、前回ゲームアプリ『MOON RISE EFFECT(ムーン・ライズ・エフェクト)』をリリースしたのは2017年の12月。なので、新作リリースまでかれこれ4年もの年月を費やしたことになります。

…とはいっても実際には、2019年にはWEBサイト「Wuah.net」「封印-時限脱出ホラー-」をブラウザゲームとして公開、その後もブラウザゲーム形式で、過去にフィーチャーフォン(ガラケー)向きにリリースしていた「時限脱出ホラー封印」を移植公開するなど、まるまる4年間本作にかけたわけではありません

ただまあ、どんなゲームを作ればいいか右往左往して結構時間がかったことは事実!その過程でエターナル(挫折)した作品も多数存在しています。

当然、反省しているので、次回作はもっと早い段階で公開したいし、今後はよりコンスタントに作品を出していきたいと考えている次第。

なので、実は今回の『RED HOOD BIZARRE(レッド・フード・ビザール)』は、『RED HOOD BIZARRE(レッド・フード・ビザール)』という作品と同時に、汎用的なゲーム制作システムを作るというのが個人的なミッションでした。今回は開発時間を食うとしても、次回作以降を作る際に、なるべく作業を軽減できるようなシステムを組むというのが裏コンセプト。…そして、この裏コンセプトもなんとか達成できました

…というわけで、早速次回作の情報なのですが、次回作は脱出ゲームではなく、RPGにしようと思っています。もちろんストーリー的なジャンルはホラー。なので、ホラーRPG。

ホラーとRPGというのは相性がさほどよくありません。なぜかというと、RPGというのは基本的に敵を倒すジャンル。強さを式で表すなら、主人公>敵。たとえ最初は主人公が弱くとも、経験値を得てレベルアップすればあらゆる敵は主人公より弱くなります。RPGを動詞一言で表すなら「倒す」でしょう。倒すゲーム

一方、ホラーが重要視する怖さは、主人公<敵という式が前提になっています。ブギーマン、ジェイソン、フレディ、レザーフェイス、ゾンビ、貞子に加耶子…みんな主人公よりはるかに強いですよね。なので、ホラーを動詞一言で表すなら「逃げる」。逃げるゲームなんです。

たとえばホラーゲームの金字塔『バイオハザード』は、敵を倒すこともできるんだけど、銃弾の数を制限することによって、「逃げなければならない(銃弾が足りないから)」という状況を作っています。

…なもんで、RPGとホラーは折り合いが悪い。だったらあえて作る意味ないんじゃない?と思う人も多いと思うんですが、でもRPGにも怖いゲームはあるんですよ。たとえば『バイオハザード』の元となった『スウィートホーム』。

それからダンジョンRPGの元祖である『ウィザードリィ』も、怖さを持っています。『ウィザードリィ』の場合は、強力な敵によってキャラクターが殺され、最悪消失してしまう…というシステムがあっての恐怖なので、厳密には怖いけどホラーではないんだけど、ただ、これって見せ方によって怖さを演出できるってことじゃない!?

…そんなことを思いつつ、RPGのゲームシステムを今一度分解して、RPGの楽しさと怖さを融合できないかな…と考えていたところ、なんとかイケそうだなと思ったので、次回作はホラーRPGとすることに。

そして、「ホラー」のジャンルはクトゥルフ神話コズミックホラーをチョイスしようかなと思っています。

早速コンセプトアートを作り、Pixivにアップロードしました!今後も開発中のゲームのスクリーンショットやコンセプトアートはPixivへアップロードしていく予定なので、興味のある方はぜひぜひフォローしてやってください!




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タナカデスヒロ@ホラーゲーム作家
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