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カスタマーハラスメント(苦情、要望)VS コーポレイトハラスメント(優越的地位の濫用)

 そもそも、カスタマーハラスメントはなぜ起きるのでしょうか?
その発端は、企業側や行政側が、ユーザーの声を丁寧に聞かない。又は対応できなくて放置したり、無視したりするなど、両社の接点から火花が散って始まっていることは明らかです。つまり利害の衝突が起きているのです。

 企業(組織)の提供した製品やサービスに、不適切・不具合・不良品・破損などがあれば問い合わせするのは当然です。
 また使用すると危険な状態になる恐れがある、看過できないほどの状態になったなど、カスタマー(利用者、消費者)は、困ったので窮状を訴えているのです。しかし、それを受ける企業側も人間です。苦情を言われたらストレスがたまります。だから、聞くだけ聞いて放置するか、他部所へ回したり、官憲に通報するのです。当然こじれます。
 
 中でもカスハラを声高に主張する企業(組織)は、交換や補償あるいは返金に応じないケースがほとんどです。謝ったら死ぬ病にかかっている社員が多いのも特徴です。
 しかし、そうではない企業もあることは申しそえておかねばならないでしょう。それは百貨店や高級スーパー、ドンキのような小売店舗です。カスタマーサービスはお客様本位の対応を継続中です。このような対応は、今では希少となっています。
 

 消費者と企業では絶対的に力の差があることは明らかなはずですが、企業側はこのデバイスを全く自覚していません。
 そんな中で、企業に属する社員による個人攻撃や、いやがらせなどが後を絶ちません。
個人情報は政治団体や行政機関、企業によって把握されています。その気になれば、いともかんたんに、ターゲットにした利用者のの生活を破壊できます。(安易に企業側に個人情報を教えてはいけません)(社員は匿名で、プライバシーは組織内の秘密事項です)
また、組織団体は資本力、広報力、社会的信用(株式上場)など様々な権威を身に纏っています。他にも業界団体への加入、元警察官僚などの天下りを雇ったり、防犯協会などの社会奉仕の傘下に入ったりと多くの堅固な鎧を纏っています。
企業に勤める職員は秘匿性があり、身分を明かす義務はありません。従って、利用者個人がその人の素性を知るすべはありません。
 今で私達はあらゆる場面で統制され、情報管理されています。企業や行政機関に支配されたこんな恐ろしい世の中でカスハラばかりが取り沙汰されるのは、一部の支配者層が搾取を当り前のこととしているからです。
 だから、弱年者や悪者がその真似をして、他人を貶めるのです。

 大企業やアンタッチャブルな組織集団が行っている優越的地位の濫用は、もはや公害です。
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 実例として…
 袴田さんは50年振りに死刑から一転無罪になりました。それでも当の行政機関は謝罪しなかったですね。
そういうものなのです。
でも、これでいいのですか?

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