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私の人生の選択と価値観に影響を与えた本たち#7
「これまでの人生の選択や価値観に影響を与えた一冊」を紹介するブックカバーチャレンジ。
最後となる7冊目は『ティール組織 マネジメントの常識を覆す次世代組織の出現』(フレデリック・ラルー)です。
もはや説明不要のベストセラーでしょう。読んだことなくとも名前くらいは知っている方も多いと思います。
内容は他の詳しい記事に譲ります…というか、説明してたらここでは語りつくせないので割愛します。著者のフレデリック・ラルーも昨年来日し、600名規模の方が集まるというカンファレンスが開かれ大きな話題となりましたね。
本書はABDで4回読み切り、自分でも何度も手に取って読み深めてきました。
※ABDとはアクティブ・ブック・ダイアローグⓇの略。詳しくは以下
ティール組織をそもそも読破した方も多くないでしょうし、読まれていても表面的理解に留まっていたり、これが単なるマネジメントやノウハウ、ハウツー本と誤解している方も多いのが勿体ないですね。
ティール組織は、選択可能な人と組織の未来の可能性を示す本です。
ティール組織との出会いは日本で出版されるおよそ1年前。解説を務められた賢州さんが帰国された後、新潟で行った講座のなかで、まだ世に知られる前のティール組織の概念を直接紹介していただき知りました。
その後、本書が出た後はティール組織から得られた示唆が自分自身の研究分野と重なることもあり、一気に意識の発達に対する探究が深まり、枝葉を伸ばすようにNVCやインテグラル理論、トランスパーソナル心理学、成人発達理論と分野が広っていき今に至ります。まさにご縁ですね。
英治出版のABDファシリテーターへのゲラ無償提供という前代未聞の対応があったのも大きいですが、この3年半ほどのティール組織の広まりと黎明期であったABDの普及推進というこの2つの歩みに関わってきたことは自身の価値観と活動分野においても大き糧となりました。
最近は僭越ながらこれまでの思索と探究の成果を学びの場でお伝えさせてもらう機会も出来てきましたし、少しずつコーチングにも活かさせてもらっています。
体感覚として、ティール組織とインテグラル理論からもらったこのインスピレーションは30代のライフテーマになりそうで、今この社会において僕がすべきテーマ、ミッションであると勝手な使命感として感じています。
皆さんは、そんなライフテーマに据えられるような1冊ありますか?
チャレンジは今日で終わりですが、明日は山本の人生を司る7冊の本と共に振り返りをしてみたいと思います。
誰も何も期待してないと思うけど、率先して振り返るよ!
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