№5686:若者は「依存型中高年」を見切って「鶏口」として行動せよ!
こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。
さて、本日はFBL大学の第1週目のオンラインセミナー配信日です。
その中から(講座はスタート期によって異なる)一部をご紹介。
私は今まで仕事柄も何百人、何千人という人たちと会ってきました。
皆、こう言います。
成長したいです。
給料を上げたいです。
やりがいのある仕事がしたいです。
ほぼ100%の人がこう言います。
一方では以下のようなことも言います。
部下が成長しません・・。
もっと休みが欲しいです・・。
会社からの指示命令が厳しいです・・。
上司が嫌いです・・。
こちらもほぼ100%の人が言っています。
では、そう言っている人たちは「望みが叶うための努力」「望まぬことにならないための努力」をしているのか。
推定95%はしていません。
朝、新聞は読まない。
読書もしない。
付き合いは職場だけ。
自己投資をしない、しても少ない。
または会社の経費で学んでいる。
口に出していることと、やっていることがまったく一致していないのです。
では、何故こういうマインドになるのか?
答えは簡単です。
「何もしなくても従っていれば困らないから」です。
何かに依存し、従属していれば困ることはないのです。
最近も「会社員(飼い社員)」を見ていて呆れたことがありました。
詳しくは書きませんが、ある会社の社員が判で押したように同じ行動をしたのです。
その会社の規模からして、社員がまったく同じタイミングで、まったく同じ行動するということは考えられません。
おそらくですが、会社から何らかの圧力があったのでしょう。
で、それに意見を言うこともなく従った、または徒党を組んだ。
「本当に情けないな・・」と思いました。
ダニエル・ピンク氏が著書「フリーエージェントの時代」を世に出したのは2002年のことです。
そこでは「今後は会社に依存して個人が安定するのではなく、自分自身が安定の中心になる時代である」という指摘がされました。
そこから20年が経過しているのです。
にもかかわらず、いまだに「会社に依存する個人」から脱しようとしないのはどういうことなのかと思います。
遅ればせながら、私も2013年にFBL大学を始めてから、ダニエル・ピンク氏同様の主張を繰り返してきました。
その結果、企業の研修講師にはまったく呼ばれなくなりました。
「遠藤は経営者にとって聞かせたくない話をする」
「遠藤の連載は読ませない」
「遠藤の話を聞くと社員が辞める」
これらは実際、言われたことがある内容です。
もっとも・・このような「依存社員」の大半は40歳以上です。
特に「50歳以上の会社員」は、ほぼ全員が「依存社員」です。
若い人たちはこういう上司と行動をすべきではありません。
彼等は「自分の保身」しか考えていません。
「若者の未来」などまったく考えていないのです。
若者は「依存型中高年」を見切れ!
「鶏口」となって行動せよ!
そうアドバイスしたいです。
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