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№5667:何故、整骨院等にジムを付加した業態の多くがうまくいかないのか
こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。
さて、日曜はできるだけ今週の振り返りを。
本日は東京ビックサイトで開催されている「からだケアEXPO」に行っていました。
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「からだケアEXPO」とは「 接骨院・鍼灸院・整体・カイロプラクティックなど施術所を支援する技術・サービス・機器などを一堂に集めた展示会」です。
フィットネス業界でいえばSPORTECのようなものだと思います。
ここに動的ストレッチマシン「Rakuretch」を販売する(株)TTKさんとの合同スペースで、スモールジムが出展しました。
このnoteは参加前に書いているので、感想等はまたどこかでという感じですが、上記のような「施術所」とスモールジムの相性は悪くないと思います。
実際、私たちは埼玉県久喜市で「スモールジム&整体 ペインフリー」という業態と成功させています。
本日は同店の店長である高橋巧さんにもブースにいていただき、プチセミナーをお願いしました。
ちなみに高橋さんは「整体院」に「スモールジム」を付加することで「売上2倍・休日2倍」を実現しています。
こう言うと「何を言っているんだ。施術所にジムを付加した業態の多くは決してうまくいっていないぞ」と反論されると思います。
もちろん、そのことは知っています。
が、そうなるのには理由があります。
それは「消費者心理に逆行しているから」です。
一般的に「施術所」に来る方は「受け身」を希望しています。
わかりやすく言うなら「マッサージを受けたい」「電気をあてたい」といった感じです。
一方のジムは「主体的」です。
好き嫌いにかかわらず「主体的に身体を動かすこと」が必要です。
単純にここがミスマッチしているからうまくいかないのです。
これは「高級車のカーシェアリングサービスがうまくいっていない」のと同じ理由です。
「車好き」だからこそ乗ってみたいと感じる高級車と、車に利便性しか求めない人向けのシェアリングというサービスがコンセプトとして相反してるからです。
このように自分たちがどのレイヤーで戦っているのがわかっていなければ、ビジネスとしては機能しません。
では何故「スモールジム&整体 ペインフリー」はうまくいったのか。
答えは明快だと思います。
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