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№5825:「中間管理職」は不要である!

こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、私は2013年にFBL大学をスタートした瞬間から「中間管理職は不要になる」と言ってきました。

何故なら「中間管理職」というのは単なる仲介役でしかないからです。

今は生産者と消費者が直接つながる時代です。

流通業で問屋が衰退したのと同じで、仲介役は存在意義そのものがなくなります。

資料にすると以下です。

ちなみに2013年当時と変わっていません。

まず旧来のかたち。

続いて、現在のかたち(ずーっと前からですが)。

必要なのは赤枠のみです。

なので「現場スタッフ」が「代表者」であれば「経営陣」は必要ありません。

店舗数が増えてくるなどすれば、それを統括する「経営陣」は必要になってきますが、それでも仲介役管理職は不要です。

「経営陣」の定義は経営に関するほぼすべてのことに決定権があることです。

しかし、実際の「経営陣」の大半に決定権はありません。

社長にお伺いを立てないと何も決められない「お飾り経営陣」ばかりです。

これでは仲介役管理職と何ら変わりがありません。

本物の仲介役管理職である「部長」とか「課長」はさらに悲惨です。

経営陣からはあれこれ要求される。

現場の揉めごとにも対応しなければならない。

シフトに欠員が出れば穴埋めに飛んでいく。

完全なサンドイッチ状態です。

給料はそこそこいいのかもしれませんが、時間的自由も精神的自由もまったくない。

こんな役職を誰が目指すのでしょうか?

こういう働き方で耐えれば耐えるほど後輩たちの未来は同じく悲惨になります。

というか、そもそも不要なのですよ。

なので、従属を拒否する人が目指すべきは「赤枠内」、つまり「経営者」か「代表トレーナー」です。

「経営陣」ではなく「経営者」としたのは、前述のとおり「経営陣」の実体は仲介役に過ぎないからです。

私は自身の経験も含めて「サラリーマンほど割の合わない仕事はない」と言ってきました。

失う自由、受けるストレスを考えたときに費用対効果が悪すぎるからです。

ましてや今の時代に中間管理職などさらに割が合いません。

出世や昇格などではなく「独立起業」を目指すべきでしょう。

現在の年号は昭和じゃないんだから。

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