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№6045:「やりたいことがわからない」のではなく「やりたいことがない」

こんにちは。FBL大学学長&スモールジム会長の遠藤です。

2013年から「少人数型会員制オンラインビジネススクール(FBL大学)」を運営し、2020年から約20坪タイプの「スモールジム」を全国に展開中です(2024年度内に全国50店舗体制見込み)。

さて、よ~く「自分のやりたいことがわからない」と言っている人がいます。

で、悩んでいたりします。

はたまた、自己啓発セミナーに出たりします。

病んでいる人になると「自分探しの旅」に出たりします。

が、そんなことをやったところで悩みは深くなる一方だと思います。

その理由は「やりたいことがわからない」という悩み自体がナンセンスだからです。

そういう人は「やりたいことがわからない」のではありません。

「やりたいことがない」のです。

「やりたいことがない」のだから「やりたいことがわからない」のは当たり前です。

「やりたいこと」など「ある」か「ない」かの一択です。

「わからない」と悩むことではありません。

「ない」なら「私はやりたいことがない」で終わりです。

それ以上、悩む必要は1%もありません。

そもそも「やりたいこと」なんてない人が大半です。

私だってありませんでした。

が、何もせずに生きるわけにもいかないから、目の前のことに取り組んだ。

取り組むからには結果を出さないとみっともない。

結果を出していたらなんとなく「これが自分に合っているかな」と思うようになった。

その程度のものです。

が、世間一般では「やりたいことがあるのが当たり前」「やりたいことがなければいけない」的な風潮があります。

しかし、初めから「やりたいことがある人」なんて人類の1%くらいしかいないと思います。

たいがいの人は長い時間軸と経験の中から自分に合ったものを発見し、結果的に「好きそうなことをやっている」という感じだと思います。

とはいえ、それすら見つからなくてもいいと思います。

そういう人は「やりたいことがない」と割り切ればいいだけのことです。

そこから悩みだすからおかしなことになるのです。

その代わり、目の前のことには全力で取り組む必要があります。

全力で取り組まないと「自分の実力」がわからないし「自分に合っているかどうか」もわからないからです。

むしろ私は「自分探し病」を患っている人は「目の前のこと」に全力で取り組んでいない傾向にあると思います。

その結果、中途半端な自分を自覚して「自分に合っていないんじゃないか」とか「自分には他にやることがあるんじゃないか」と悩みだす。

いやいや、その前に脇目もふらず全力で仕事に取り組むことです。

その結果、「やりたいこと」があればラッキーだし、ないならないで目の前のことを全力でやる。

いずれにせよ、やることはあるのだから、それで悩むなど「平和ボケ」の一言です。

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