№5847:「どっちだっていい」の考え方
こんにちは。スモールジムで会長をやっている遠藤です。
2013年から「少人数型会員制オンラインビジネススクール(FBL大学)」を運営し、2020年から約20坪タイプの「スモールジム」を全国に展開中です(2023年内に全国30店舗体制見込み)。
さて、本日はFBL大学の第3週目の週目のオンラインセミナー配信日です。
その中から一部をご紹介。
それは「どっちだっていい」の考え方。
例えばですが、「持ち家か、賃貸か?」という議論があります。
持ち家派には持ち家派の言い分があります。
賃貸派には賃貸派の言い分があります。
どちらも成立しています。
ということは「どっちだっていい」ということです。
正しいことが2つあって、それぞれが成立していれば、それはどっちだっていいのです。
これが「賃貸は震度3の地震で倒壊します」ということなら、どっちでもよくありません。
※当然、そんなことはあり得ない。
物事の大半は「どっちだっていいことばかり」です。
「どっちだっていいこと」と「どっちでもよくないこと」をしっかり見極めることが能力といえます。
バカバカしいの一言である「白米、玄米論争」も同じです。
健康推進派、健康第一派からすると、玄米の方が健康にいいようです。
が、当たり前のこととして白米を食べて健康な人もいます。
なので、どっちだっていいのです。
こういったことの大半は「好きか、嫌いか」「自分に合っているか、合っていないか」の問題です。
つまり「個人の嗜好性」です。
「個人の嗜好性」に過ぎないことを、疑似科学専門家たちが「正しいか、正しくないか」にもっともらしくすり替えているのです。
私は喫煙だって「どっちだっていい」と思っています。
喫煙者が禁煙者より、必ず早く病気等になるわけではありません。
実際、現在86歳の私の父親は喫煙者ですが「やめなさい」なんて言ったことはありません。
が・・喫煙は医科学で「身体に悪いこと」が普遍的な定説になっていますので「あまりどっちでもよくない」ということにはなります。
なので父親には「吸い過ぎない方がいい」くらいのことは言ってきましたが、(正確には覚えていませんが)70歳を過ぎたくらいからは何も言っていません。
いずれにせよ、何事も人生観、価値観の問題ということです。
逆から言えば、人生観や価値観がないから「正しいか、正しくないか」に揺さぶられるのだと思います。
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