№5996:「人を引き寄せるリーダー」の三大資質
こんにちは。FBL大学学長&スモールジム会長の遠藤です。
2013年から「少人数型会員制オンラインビジネススクール(FBL大学)」を運営し、2020年から約20坪タイプの「スモールジム」を全国に展開中です(2024年度内に全国50店舗体制見込み)。
さて、昨日は「求心力の源は『会社』ではなく『価値観』や『リーダー』になる」と記しました。
「価値観」を牽引するのは「人(リーダー)」です。
「すべては人(リーダー)」で決まります。
では、その「人(リーダー)」はどのような資質を有すべきか。
私は以下の3つの観点が欠かせないと思っています。
1つは「人格(人間性)」です。
人間性に起因する信頼性は人々を引き寄せるもっとも重要な要因となります。
「人格」は「五常の徳」で説明できます。
「人格」の中心的価値は「仁(思いやり)」です。
「周囲への思いやり」に溢れる人には当然、人が集います。
2つは「中庸」です。
偏りのない姿勢こそが、他者との協力や協調を生み出し共感力を高めます。
「偏り」は人として最低最悪の資質。
「幅」こそが人の魅力です。
3つは「ハート」です。
これは「情熱」と言い換えてもOKです。
「自分は社会に対して何をしたいのか」という明確な意志は発信力や影響力につながり、そこに人は集います。
逆から考えれば、これらの要素を欠くことによって人が離れていくリスクが高まることが理解できるはずです。
自己中心的な態度や他者を無視した自分勝手な行動は人々から避けられる強力な要因となります。
偏り、思い込み、意固地等はごくごく一部の狂信者の支持を受ける一方で、まともな人たちからは嫌悪されます。
ハート(情熱)がなければ、発信力が不足するだけでなく、やることがコロコロ変わったりします。
言わずもがな、こういった感覚の人がやることは「我欲」で「目先(売上重視)」になります。
「人が集まるか、離れていくか」の基準は明確です。
最後に補足をすると「1つのことを愚直にやり続ける姿勢を持っているリーダー」と行動をともにすべきだと思います。
名経営者が「連続的な新規事業や瞬間的な注目よりも1つの事業に深く専念し、持続的に進化させる姿勢が長期的な成功を築く上で非常に重要」といわれていましたが、まったくその通りだと思います。
マスコミ等は世間では連続起業家みたいな人が評価する傾向にありますが、私は1ミリも魅力を感じません。
まずはスモールジムを1000店舗にするために、ひたすら愚直な歩みを続けていきたいと思います。