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№5729:意見具申をするのではなく、会社を辞める準備をしよう!
こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。
さて、土曜日は(できるだけ)いただいた質問にお答えしています。
【今週のご質問】
「遠藤さんがFBL大学の講座内で『既存会員を値上げするなら、新規入会者の割引をやめろ!』と言われていたのに共感しました。そこで、上司に(もちろん遠藤さんの名前は出さずに)どう思うかを聞いたところ『そんなのは理想論だ。それで入会が増えるならやればいい』と一蹴されてしまいました」
【私の考え方】
まず私の名前を出さないのは大正解!
フィットネス業界企業の幹部にはだいたい嫌われていますので。
どれだけ正しいことだったとしても、名前を出した瞬間に拒否されると思います。
で、「一蹴された」ということですが。
当然ですよ。
そんなことは微塵も考えていないから、今のようなことができるわけですから。
間違っているのは「あなた」の方です。
意見具申をするのではなく、そんな会社はさっさと見切りをつけて辞めるのが正解です。
そんな議論をしている時間はムダであり無意味です。
何故、そんな会社で働き続けるんですか?
何がモチベーションなのですか?
私には理解できません。
念のため言っておくと、私は値上げに反対なのではありません。
何年も前から一貫して「単価は上げるべきだ」と言い続けています。
が、その理由は「水道光熱費が上がったから」ではありません。
「お客さんであり、従業員を守るため」です。
単価を上げれば、お客さんへのサービスは高まります。
単価を上げれば、従業員の給料は上がります。
というか、お客さんへのサービスを高めるために値上げをするのだし、従業員の給料を上げるために値上げをするのですよ。
何かの本に書いてありましたが、もしも今、原価が高くて値上げをせざるを得ないなら「調整価格」という考え方をすればいいのです。
情勢が回復したら元に戻しますと言えばいい。
そうすればお客さんは納得します。
にもかかわらず、利用が月20回の人も、月0回の人も関係なく、一律的に便乗値上げしている。
かつ、それを資源節約とかいってホームページと館内案内だけの告知で済ましている。
こんな「値上げ」に未来があるわけがないでしょう。
繰り返します。
意見具申している時間があるなら、さっさと辞める準備をするべきです。
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