№5733:「働いている」のではなく「働かされている」
こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。
さて、改めて言うことでもありませんが、新コロ禍後の企業業績は完全に二極化しています。
1つは新コロ禍後の世の中に対応している企業。
こちらはスムーズに(楽という意味ではない)業績を向上させています。
もう1つは新コロ禍前と同じことをやっている企業です。
こちらは社員のケツを叩き、コストを削減し、青息吐息で無理矢理利益を出しています。
この特徴は経営陣が世の中が新コロ禍前の状況に戻ることを期待している、または戻ると思っていることです。
新コロ禍において企業に求められていたことは「完全変態」です。
残念ながら、旧態依然としたフィットネス業界企業の経営者の大半はこのことに気づいていません。
その証拠は「事実として同じことをやっている」ということです。
入会者を増やせ。
退会者を減らせ。
付帯収入を上げろ。
コストを削減しろ。
このように新コロ禍前とまったく同じことをやっています。
しかも、現実は人員削減、人件費削減の煽りで、同じことをやっていても社員個々への負荷は増しています。
で、挙げ句の果ては、ジムを改修しました、お風呂を改修しました・・。
そりゃ、一時的に会員数は増えますよ。
でも、やっていることが同じでは過去が繰り返されるだけで、まったく意味がありません。
その結果、現場スタッフは疲弊しながら労働しています。
「働いている」のではありません。
「強制労働させられている」のです。
私は毎日が楽しくてたまりません。
今が人生で一番楽しいです。
おそらく、1年後も同じことを言っていると思います。
何故なら、人生というのは後半に向かって「末広がり」になっていくものだからです。
が、大半の社会人の人生は「尻つぼみ」になっています。
安定した給料を恵んでもらいながら、何もエキサイトすることなく加齢とともに枯れていく、閉じていく。
こんな人間性を抹殺された働き方(生き方)を選択し、正当化する理由が私には理解できません。
「働くことは楽しいこと」です。
そう言える大人が増えることが、世の中を活性化させる最重要策だと思います。
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