№5694:「入会促進のためにこれだけは絶対にやっておくべきこと」
こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。
さて、土曜日は(できるだけ)いただいた質問にお答えしています。
【今週のご質問】
「多くのジムやクラブが在籍減少に苦しんでいます。在籍(会員数)は入会と退会で成り立っていますが、『入会』に絞った場合に『これだけは絶対にやっておくべきだ』ということがあれば考えをお聞かせください」
【私の考え方】
まず「入会に絞る」という考え方がおかしいです。
「入会」は絞るものではなく「不要にするもの」です。
重視すべきは「継続」です。
「継続」とは「今いるお客さんに尽くすこと」です。
現場を知らない業者さんがセールスしてくるツールやシステムをつかった「継続向上策」ではありません。
その前提で「入会促進のためにこれだけは絶対にやっておくべき」と思うのは「日々のこと」です。
先日、某駅内のカフェで打ち合わせをしていたとき、すぐそばで統一地方選挙の演説をやっている人がいました。
応援者はいなく「ひとり」でやっていました。
仕事が議員なので当たり前の活動ともいえますが、私は「毎日これと同じことをやれば入会者は増える」と思いました。
同じ政治家では元首相の野田佳彦氏が地元千葉県内の駅前に毎日立ち続けて、市民に挨拶をしていたのが有名です。
※今は存じ上げません。
これが「日々のこと」です。
月に1回とか2回、折込みチラシ等を実施することが広告宣伝ではありません。
言うまでもなく「日々のこと」でもありません。
とはいえ、日々、駅に立ち続けるのは大変でしょう。
許可も取らなければいけません。
最近は許可を回避したいからなのか、駅から少し離れたところでチラシを配っている会社(ジム)がありますが、これもどうかと思います。
が、「日々の情報発信」なら誰にもできるでしょう。
これは立派な「日々のこと」です。
にもかかわらず、忙しいとか、時間がないとか、書くことがないとか言って「日々のこと」を手を抜く。
この心構えでは入会者は増えませんよ。
体調が悪くたって指先は動きますからね。
「できませんでした」はあり得ないと思います。
最近は「日々の情報発信などやめろ!」という広告も目にしますが、こういう煽動に乗らないことです。
その先に待っているのは「お手軽な方法」ですから。
そんなやり方で中長期的なビジネスはできません。
大切なのは「信用の構築」です。
その観点からいっても「日々の情報発信」こそが「入会促進のためにこれだけは絶対にやっておくべきこと」だと思っています。
▼FBL大学のホームページはこちら
▼無料メルマガ「継続するコミュニティビジネスの考え方」のご登録はこちら
▼有料メルマガ「思考変容のスイッチ」のご登録はこちら