№5859:「〇〇さんだったらどう考えるか」で考えよう!
こんにちは。スモールジムで会長をやっている遠藤です。
2013年から「少人数型会員制オンラインビジネススクール(FBL大学)」を運営し、2020年から約20坪タイプの「スモールジム」を全国に展開中です(2023年内に全国30店舗体制見込み)。
さて、昨日は「仕事は相手(依頼主)の頭の中のイメージで行うものだ」とうnoteを書きました。
強制労働でもない限り、仕事等を受けた側には「受けた責任」があります。
もちろん「イメージ通り」の答えを出しても意味はありません。
「イメージ以上」「期待以上」の成果を出すのが仕事を受けた側の責任です。
この時、私がよく言っていたのは「〇〇さんだったらどう考えるかで考える」ということです。
当たり前ですが「〇〇さん」は優秀な人です。
何かの仕事を頼まれたときに「〇〇さんだったらどう考えるだろう」と考える。
何かの仕事が完成したら「〇〇さんだったらこの状態で提出(納品)するだろうか」と考える。
これだけでズレは減っていく方向に行きます。
しかし、多くの人は自分視点だけで「できました」です。
で、「ダメだし」をされてブーーブー言い出すのです。
これを言い換えるなら「想像力がない」ということです。
上記のようなことがあると、私は決まって「この状態で俺が『よくやった!』と言うと思う?」と問うていました。
するとたいてい「いいえ」となる。
※「いいえ」としか答えようがないとは思うが・・。
「だったら、提出する前にもっと工夫しなさいよ」ということですよね。
ここに「想像力」がないのです。
相手の頭の中をイメージするのも「想像力」だし、相手の反応を予想するのも「想像力」です。
念のため言っておくと、こうならぬようにするのは上司の責任です。
「Aさんはミスをするだろうな」というのは予想ができることなので、そうならぬように途中で確認するとか、最初の段階でイメージを合わせておくというのは上司の責任です。
もっとも、そんな配慮ができる上司は滅多にいませんが。
多くはやらせっぱなしです。
それはそれとして、私が言っているのは「基本的な仕事との向き合い方」です。
上司に上記のような配慮をしてもらわなくても仕事を任せてもらうようになるにはどうしたらいいかという話です。
「働きやすさ」を重視するあまり、基本が疎かになり、指導が甘くなるようでは本末転倒です。
はたまた「専門知識」や「専門スキル」を有していることと「基本」は無関係です。
何事も「基本の習得あってのこと」であり、徹底的に「基本」を教えることのみが上司の仕事だと私は思います。
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