№5676:「お客さんを犠牲にした成長」
こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。
さて、最近では珍しく仕事でイラッとすることがありまして。
ちなみにFBL大学のことでもスモールジムのことでもないので、くれぐれも関係者の方々はご安心ください。
あまり具体的には書きませんが、ビジネスでもっとも大切なことってなんでしょう?
「お客さんと向き合うこと」ですよね。
例えば、お客さんがひとりだとします。
誰だって、このお客さんを大切にするはずです。
仮にこれが10人になる、100人になる、1000人になる・・。
そして1万になっても、あなたは、またはあなたの会社は「お客さんと向き合っています」と言えますかね。
ひとりの時は「向き合っている」と言えたはずなのに。
100人? 1000人? 1万人?
どこかの段階から見えなくなっているんです。
ではなんで見られなくなるのか?
お客さんの代わりに「見るもの」がでてくるからですよ。
それは「売上」であり「規模」です。
売上や規模が名経営者の証とばかりに、あるところから「大切なお客さん」を見なくなるのです。
念のため言っておくと、売上や規模を否定しているのではありません。
「お客さんと向き合う体制を維持せよ!」と言っているのです。
それが経営者の仕事でしょう。
仮にひとりが100名のお客さんを見れるのなら、お客さんが1000人になったら、自分と同じマインドでお客さんと向き合えるスタッフを10名育成し配置すべきです。
が、それはしない。
何故なら「人件費」がかかるからです。
だから、売上や規模が拡大するにつれて「個々のお客さん」へのアプローチはどんどん雑に薄くなっていく。
でも会社は大きくなるから経営者の実績や知名度は上がる。
が、これって「お客さんを犠牲にした成長」ではないですかね。
私はそんなことはしたくないです。
ま、そんな感じで嫌な思いをしたということです。
実際、私たちが展開するスモールジムは「ひとりの店長(オーナー)」が「100名のお客さん」と向き合うようにビジネスが設計されています。
したがって、お客さんの数が1万人になろうが、1億人になろうが「スタッフとお客さんの関係」は維持されます。
そういうビジネスがもっと評価されるようになって欲しい。
私はそう思っています。
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