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№5712:「未来のない仕事」ほど悲惨なものはない

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こんにちは。遠藤です。
※過去分(4740回分)はこちらにあります。

さて、新コロ禍も収束ということで、フィットネス業界企業も広告宣伝活動を積極化しだしたようです。

が、その広告の見出しになっているのは新コロ禍前と何も変わらない「春の○○キャンプ」みたいなもの。

そして「あれもあります!これもあります!」。

極めつけは「使い放題です!」。

こういうことを考える人たちは新コロ禍から一体何を学んできたのか。

こういう上っ面のことをやってきたから、新コロ禍で半分近くのお客さんに見放されたわけですよ。

が、喉元過ぎれば熱さを忘れる。

呆れてものも言えません。

広告宣伝活動というのはお客さん(消費者)に自社商品やサービスを買ってもらうために行なうものです。

しかし、なかなかそれは難しい。

なので「知ってもらう」とか「試しに使ってもらう」というのが広告宣伝活動の根幹となります。

そのために用意するのが「フロントエンド商品」です。

ビジネスの成否は「優れたフロントエンド商品の有無」に大きく左右されます。

にもかかわらず、相変わらず「月会費無料!」みたいなことをアピールしている。

これは初対面の人にいきなり「付き合ってください!」と言っているようなものです。

それでも外見(安売り)に魅力を感じた一定数の人たちは付き合ってくれるかもしれない。

が、中身(サービス)は何も改善していないし、むしろ無人化を推進しているのですから、すぐに別れる(退会する)に決まっています。

それでも現場スタッフには「なんとしても別れるな!つなぎ止めろ!」的な檄が飛ぶ。

いまだにこういうことをやっているのが多くのフィットネス業界企業です。

その事実から目を背けて、仲良くやっていることが問題なのですよ。

そんな旧態依然とした環境の中で疲弊しながら働き続けることに意味はないでしょう。

そこに明るい未来はないんで。

仕事に未来がない・・。

そう感じながら入会促進活動(ダンピング活動)は続ける。

これって誰のため?

会社の利益のためにお客さんに気合いの入らない仕事をするのは、いい加減にやめたほうがいいと思います。

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