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忘れてしまいがちな 目的と手段 その順番

これは私が好きなSUPER BEAVERというバンドの「まごころ」という歌の歌詞の一部です。

見た目は派手ですが、歌詞は繊細で、心にグッとくるような歌詞が多いので、ぜひ聞いてみて欲しいです。


話したかったのはそこではなくて、私が今まで仕事をしてきて、
年齢や役職問わず、「目的と手段の優先順位を間違っている人」あるいは「目的を見失っている人」が多いなと思って記事を書きました。

例えば、前職で見られたのは、

・社内で決めた期限に間に合わないので、とりあえずその期限に合わせて中 途半端なものを作る
・何か問題が起こった場合に、次にどうするかよりも誰の責任かという議論 が盛り上がる
・資料を作成するときに、客先の求めることはそれぞれ違うはずなのに、毎 回同じようなパターンの資料を用意する

これらが品質の向上や顧客満足の向上につながるとは考えにくく、手段や工程や重視されてしまっていることの弊害だと思います。

お客さんにいいものを提供して喜んでもらうというのがほとんどのサービスの目的なので、そのためには

・もし間に合わないのであれば、言いにくいことではあるが、期限を延ばし たり、やり方を変えるなどの工夫をする
・問題が起こったら、誰がやったかではなく、どうしたら改善できるかとい う議論に集中する
・顧客が求めていることが何かを理解し、それが最大限伝わる資料を作成す る

などを行うことで、顧客に対しても、社内についても満足のいく結果に近付けることができると思います。


私は自分のスマホのメモ帳にやりたいことリストを書いていましたが、その1例を紹介します。

プログラミングの仕事をする
バーを経営する
リモートワークできる環境を作る

これらはあくまでも手段の1例であり、これを掘り下げると

システムを作ることに関わる
お酒を興味を持ってもらう、地元のお酒を宣伝したい
働きやすい環境作りに関わりたい

とすることで、業界の幅が広がり、選択肢が増えていきます。

また、掘り下げることでやるべきことの本質が見えてくるというメリットもあります。

こういう考え方については、ひろゆきさんの「1%の努力」の中で

業界を選ぶ基準にするのではなく、「体験」として、もう一段階、掘り下げてみよう。
「音楽がやりたい」→「大勢が一体になるライブ感を作りたい」
「ゲームを作りたい」→「何も考えずに没頭できる仕組みを生み出したい」

と言っており、とてもわかりやすいと思いました。


これらのことは、どんな仕事においても大事なことなので、私自身も目的を見失わないように気をつけていきたいと思います。


最後に、冒頭で紹介したSUPER BEAVERのまごころという歌詞の中に、いい言葉があったので、それも紹介しておきます。

唯一の正しさなど どこにも無いのかもしれないなあ
掲げたその正義で守りたいものは何だろうね
時には声を荒げてまで 守るそれは守るべきものかい
比べるでもなくても比べられるでもなくて
あなたはどうなの どうしたいの
知らない人に 名乗りもしないで責めて 何が満たされるの

最後は少しタイムリーな気がしますね・・・

興味を持った方は是非聴いてみてください!


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