岡山でプロ俳優として進む~鶏口牛後の思いで
2024.4.9
本日も読んで下さってありがとうございます。
昨日の記事の補足を少し。
エキストラでも何でも現場に出た方が良いのは間違いないのですが、一般の方からすると、作品に映ってもおらず、名前がクレジットもされていなければ、本当に関わっていたかどうかを判別する術はありません。
本当に出てたの?
と言われかねない現実は知って行動した方が良いです。
じゃあ、どうしたら良いんだよ。
台詞のある良い役もらえないんだよ。
となりますよね。
ここで昨日の記事を思い出して欲しいのが、無いなら作れば良いのです。経験の場を。
本気で芝居が上手くなりたかったら、カメラ前や舞台でちゃんと台詞をもらい、責任を持って芝居をする経験を繰り返さなくてはいけないと思います。
誤解を恐れず言うと、映っているか分からない場所で、現場で助監督さんに付けられた芝居を何となくやっているだけでは、作品や芝居に対する責任感なんて生まれるはずはないですし、芝居が上手くなる事は無いと思います。
分かっている方はエキストラで現場に入っても貪欲です。
スタッフさんに覚えてもらおうとしますし、カメラ前に果敢に出ていきます。
そこで実力がないと駄目ですが、チャンスをそうやって広げていっている人はいます。
そこから役を掴み取る人もいます。
漠然と映画や舞台に沢山出ていても、残念ながら芝居は上手くならないです。
逆にプロフィールが増えて、実力がないままだと印象悪くなってしまいます。
今まで何やっていたのと。
今はYouTubeでも素敵な自主映画が沢山あります。
スマホだってカメラですし、出来上がった作品は間違いなく自分の大事なプロフィールの一つになります。
だから、自分で動き、仲間たちと経験の場を作れば良いのです。
昔は映像作品を作るハードルは高く、芝居したいとなれば舞台でしたが、今は手軽さでは映像の方が上だと思います。
映像なら完成した作品は世界中の人に見てもらえます。
舞台は生の芸能なので、配信などでは参考にはなりますが、本質は伝えられないと思います。
今は俳優もセルフプロデュースが求められる時代だと思います。
Netflixドラマ「忍びの家」の賀来賢人さんは良い例だと思います。
誰でも、どこに住んでいても、チャンスはある時代。
逆に言い訳が出来ない時代。
後はやるだけですね。
失敗も成功も自分でやれば全て学びになります。
僕も試行錯誤しながら、映像製作やこのnoteの文章を書いたりしています。
まずはやってみる。
誰かに言われてやるのではなく、自分で掴み取れるものは沢山ある筈。
ハリウッドや東京。
ビッグな世界には憧れますが、ミニマムなところで自分の価値を上げて行く事も必要かも知れません。
僕は岡山に戻って10年。
映画も舞台も東京にいたらやれなかっただろう役を沢山いただきました。
若い自分が憧れていた、役名と台詞があってしっかりクレジットされる仕事。
責任のある仕事。
少しずつ出来るようになってきました。
皆様の信頼に応えられる仕事をこれからも続けていきたいと思います。
その積み重ねがあって、次のステップに進む事が出来るのですから。
鶏口牛後の思いで、自分から責任のあるポジションに立つ。
そうすれば、岡山からでも発信出来る事。
きっと沢山あります。
次回はちょっと自己紹介パート2みたいな感じで、YouTubeで見られる作品をまとめてようかと思います。
すぐ見られるというのは、今の時代強いプロモーションになると思いますので。
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