塩井一孝|Kazutaka Shioi

アーティスト/九州大学芸術工学部 非常勤講師。福岡を拠点に活動しています。作品の制作日記を中心に、各種クリエイターに役立つ情報を発信。近況や展覧会情報はインスタで更新しています。

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マガジン

  • 塩井一孝の制作日記

    日々の制作日記を中心に、参加したイベントやセミナー、展覧会をレポート。地方のクリエイターや僕の活動を応援していただける方に購読していただけたら嬉しいです。

  • ジュエリー教室「クラフトルームHAKATA」レポート

    ジュエリー教室「クラフトルームHAKATA」(基礎講座)のレポートです。これから受講する方の参考になれば幸いです。

  • TAKUMI NEXT レポート 2021

    塩井一孝のTAKUMI NEXT 2021 レポート

  • クラウドファンディングの記録

    塩井一孝が実施したクラウドファンディングに関するレポート

最近の記事

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星読みのyujiさんが個展に来てくれた話

先日、福岡で開催した個展に星読みのyujiさんが来てくださいました。作品を見ていただり、個人セッションをしていただいたり。かなり刺激的で忘れられない、忘れたくない時間だったのでこうしてまとめてみることにしました。記事の終盤に個人セッションのメモを掲載しましたので、僕の宿命や課題を読んで楽しんでいただければ幸いです。 ・個展の詳細が気になる方はこちらをご覧ください↓ yujiさん歴yujiさんを知ったのは一年ちょっと前。きっかけは友人が勧めてくれた《ホニャララ LIVE #

    • 渋谷で個展を開催中!11/17(日)まで。北参道駅から徒歩2分。詳しくはこちら→ https://www.kazutaka-shioi.com/post/solo-show-clad-in-light

      • 星読みからのメッセージ:鑑定が示す未来予測

        はじめに先日、星読みの yukina(ゆきな)さんに私のネイタルを鑑定していただきました。この記事は備忘録としてまとめたものです。 鑑定日:2024年4月18日 yukinaさんは名古屋で星読みの教室や個人鑑定をされている方で、私の地元にある神社・宗像大社(福岡)へお詣りに来てくださったことがきっかけで知り合いました。いまだリアルでお会いしたことはありませんが、私の作品をインスタに投稿してくださったものを見て、何となくご縁を感じ、星読みの個人鑑定をお願いした次第です。

        • ホロスコープで見る、あなたのアート適性 #04 -ケーススタディ-

          ※前回『ホロスコープで見る、あなたのアート適性 #03 -アセンダント-』からの続き ケーススタディネイタルの3つの要素「太陽のサイン」「太陽のハウス」「アセンダントのサイン」を見ることで、「アートの型」「アートの領域」「アートの表現方法」がそれぞれ分かったと思います。次に、それぞれを掛け合わせて自分に向いているアートの輪郭を浮かび上がらせてみてください。 それぞれ12種類ずつあるので、組み合わせのバリエーションは12×12×12= 1,728通りのアートが存在することに

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        記事

          ホロスコープで見る、あなたのアート適性 #03 -アセンダント-

          ※前回『ホロスコープで知る、あなたのアート適性 #02 -太陽のハウス-』からの続き 得意な「アートの表現方法」は?最後はいよいよアウトプット、つまり作品のつくり方について。どうせなら自分が得意な表現スタイルで勝負したいところ。アセンダントのサインは身体的な特徴や思考のクセを表すと言われます。ついついやってしまう行動、つまり仕事のアウトプットのクオリティや雰囲気が出るところ。几帳面な人やおおらかな人がいるのはなぜか。日本ではしばしば血液型で類推されますが、案外アセンダントに

          ホロスコープで見る、あなたのアート適性 #03 -アセンダント-

          ホロスコープで見る、あなたのアート適性 #02 -太陽のハウス-

          ※前回『ホロスコープで見る、あなたのアート適性 #01 -太陽のサイン-』からの続き 向いている「アートの領域」は?ネイタルの「太陽のハウス」から、自分に適した創作の「領域」を読み解いていきます。実は苦手だったり、敬遠していることが書かれているかもしれません。だけどそれは、子どもの頃は好きだった、熱中していたことだったということはないでしょうか?なぜなら、あなたはそれを学ぶためにこの世に生まれてきたのだから。ちゃんと太陽を生き出すと人生が輝き出します。もし、今作っている作品

          ホロスコープで見る、あなたのアート適性 #02 -太陽のハウス-

          ホロスコープで見る、あなたのアート適性 #01 -太陽のサイン-

          占星術を使えば、「自分に向いているアートやクリエイションの方向性が分かる」となれば、皆さんいかがでしょうか? そもそも西洋占星術とは、ホロスコープという天体配置図を用いて時間を観測し、未来を予測するもの。それが時代を経て個人の運勢を読み解くものへと変化してきました。なかでも、自分の生まれた瞬間の天体配置図を「ネイタルチャート」と呼び、その人の生まれ持った運勢が描かれているとされています。 そこで、ホロスコープを使って自分に合ったアートやクリエイションを調べてみようというの

          ホロスコープで見る、あなたのアート適性 #01 -太陽のサイン-

          双葉町メッセンジャーインレジデンス #02 -作品完成-

          福島県双葉町の海をテーマに制作した作品《双葉の写光石》が完成しました。 13年前に発生した東日本大震災に伴う福島第一原発事故。その爪痕が今なお残っていることで、人災の教訓を刮目できる貴重な場所。突然故郷を去らなければならなかった大勢の人や命たち。まずは元町民の方たちへ向けて、故郷の海の光を石に託して「光のお守り」として届けたい。そんな想いで制作しました。 「作品をつくることは、祈ること。」 そんな言葉が心の中に浮かんだ滞在制作でした。作品は4月中旬以降に双葉町役場に5月

          双葉町メッセンジャーインレジデンス #02 -作品完成-

          双葉町メッセンジャーインレジデンス #01 -滞在制作-

          福島県双葉町で滞在制作をしてきました。 13年前の今日、福島第一原発が爆発。原子力災害により避難指示区域に指定された地域の一つです。目的はこの町の海の光を採取し、それを素材に写光石を制作し、元町民の方たちに届けること。2月23日に現地入りし、3日間この町と海に向き合いました。 太平洋に面した砂浜は黒っぽく、きりりと緊張感の鉛がかった美しい青い海でした。夏になると海水浴に来た家族、毎日の散歩が日課だった人、この場所に何かを誓った人だっていたかもしれません。そんな思い出の詰ま

          双葉町メッセンジャーインレジデンス #01 -滞在制作-

          展覧会評:「光と石と手と」 川浪千鶴(インディペンデント・キュレーター)

          インディペンデント・キュレーターの川浪千鶴さんにみぞえ画廊で開催した個展の展評を執筆いただきました。 僕の過去と未来、現在がぎゅっと凝縮された内容になっています。近年取り組んでいる《写光石》の制作過程やコンセプトにまつわる思想的な部分を詩的で洗練された文章で言語化していただき感謝感激です。個人的には恩師のお名前が登場しているのが胸熱ポイント。この世界の片隅で、鉄の時代を経て光の時代へ向かう小さなアーティストの大きな節目を記したテキストをご一読いただけますと幸いです。 ※個

          展覧会評:「光と石と手と」 川浪千鶴(インディペンデント・キュレーター)

          海外ウェブメディア「Designboom」に作品が掲載された話

          海外の大手ウェブメディア「Deignboom」に作品が掲載されました。夏の個展で発表した大型の《写光石》です。学生時代からずっと憧れだった老舗ウェブサイトに作品がアーカイブされるなんてまさに夢のよう。ここでは作品掲載のために僕がやったこと、その後の反響をお伝えします。これからDesignboomに記事を応募する方の参考になれば幸いです。 ※作品掲載ページはこちら↓ Designboomとは上のウェブサイトをご覧いただくとお分かりいただけると思うのですが、トップ画面にアイキ

          海外ウェブメディア「Designboom」に作品が掲載された話

          『メディアを通じて考える現代アートと社会の関係性』/橋爪勇介(ウェブ版『美術手帖』編集長), レポート #Artist Cafe Fukuoka

          Artist Cafe Fukuoka が主催するアーティストの実践的な学びの場となる『アーティストスタートアッププログラム』の第3回目に参加してきました。ゲストはウェブ版『美術手帖』編集長の橋爪勇介さん。 『美術手帖』と言えば、70年以上の歴史がある日本を代表する美術雑誌。多くの日本人アーティストにとって、この雑誌に個展情報や作品のレビューが載ることは大変名誉なことであり、憧れの存在でもあるはず。 今回、お話を聞いて印象に残った部分をご紹介します。「どうやったらメディア

          『メディアを通じて考える現代アートと社会の関係性』/橋爪勇介(ウェブ版『美術手帖』編集長), レポート #Artist Cafe Fukuoka

          個展レポート(みぞえ画廊 福岡店, 2023)

          みぞえ画廊 福岡店での個展が終了しました。アーティストとして独立して3年目。地元・福岡を代表する大手コマーシャルギャラリーでの檜舞台。その成果を作品解説を中心にレポートします。 個展の概要概要 塩井一孝 展「光の呼吸」 会期 2023年8月19日(土)- 9月3日(日) 場所 みぞえ画廊 福岡店(福岡市中央区地行浜1-2-5) 営業時間 10:00 − 18:00(会期中無休) 「記憶の光を手にする」それが塩井一孝の創る《写光石》だ。柔らかな色彩をまとった大小様々な石

          個展レポート(みぞえ画廊 福岡店, 2023)

          TAKUMI NEXT 2021 レポート(北米市場戦略セミナー)

          TAKUMI NEXT 2021 ではセミナーが数回オンラインで開催されました。今回はその中でも一番興味深かった「北米市場戦略セミナー」についてご紹介します。 セミナー概要2021年9月2日にセミナーはzoomで開催されました。講師はカリフォルニア州サンタモニカで卸販売会社「1-81」を経営されているハーバート・ジョンソンさん。日本の生産者とアメリカのバイヤーとの架け橋として奔走されいる人で、TAKUMI NEXT 2021 の米国メンターでもあります。今回のセミナーでは、

          TAKUMI NEXT 2021 レポート(北米市場戦略セミナー)

          TAKUMI NEXT 2021 レポート(映像コンテンツ完成)

          前回の続きです。TAKUMI NEXT に制作していただいた映像コンテンツの完成品をご紹介します。セミナーをもとに撮り溜めた映像を事務局に丸投げしただけで、こんなに素敵な動画が返って来ました。英語の字幕と音楽、そして効果的な編集のお陰で作品の世界観が一気にグローバルな感じになりました。これは強力な販促ツールになりそうです。しかもこの動画の制作費が無料だなんてお得過ぎます。参加して良かったです。ぜひご覧ください。

          TAKUMI NEXT 2021 レポート(映像コンテンツ完成)

          TAKUMI NEXT 2021 レポート(商談会/ポートランド・米国)

          2022年2月17日に米国・ポートランドのバイヤー「Portland Japanese Garden」とのオンライン商談会がありました。本格的な日本庭園を有し、市内を見下ろすワシントンパーク内のウエストヒルズに位置しています。茶道や生花のデモンストレーションやワークショップを開催していて、地元の住民やポートランドを訪れる人々に都会のオアシスとして静寂の場を提供しているそうです。 商談時間は前回同様30分。オンライン商談会はZOOMで実施。参加者はバイヤー、JETROスタッフ

          TAKUMI NEXT 2021 レポート(商談会/ポートランド・米国)