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ホロスコープで見る、あなたのアート適性 #02 -太陽のハウス-

※前回『ホロスコープで見る、あなたのアート適性 #01 -太陽のサイン-』からの続き

向いている「アートの領域」は?

ネイタルの「太陽のハウス」から、自分に適した創作の「領域」を読み解いていきます。実は苦手だったり、敬遠していることが書かれているかもしれません。だけどそれは、子どもの頃は好きだった、熱中していたことだったということはないでしょうか?なぜなら、あなたはそれを学ぶためにこの世に生まれてきたのだから。ちゃんと太陽を生き出すと人生が輝き出します。もし、今作っている作品が今ひとつ芽が出ていないようなら、原因はそこにあるかもしれません。そんな人はぜひ一度、ここに書かれている表現領域にチャレンジしてみてください。

太陽が「1ハウス」

身体、自己表現
この世に生まれた喜びを全身を使って表現すること。ボディメイクやスタイリストなど、他者のクリエイティブをプロデュースするのも良いですし、自分自身にフォーカスするのもあり。人生の前半はボディメイクのトレーナーとして活躍した人も、後半は「この世で楽しむ私を見て!」という感じで自分のブランドを意識したクリエイションに精を出すと効果バツグンかも。肖像画なら自画像、彫刻なら自分の体験や身体的特徴をモチーフにした作品づくりにもトライしてみてください。


太陽が「2ハウス」

五感、コレクション
五感が鋭く、審美眼があり「所有」を象徴するハウス。アートコレクターやギャラリストとしてクリエイションの世界に関わると良さそう。若手アーティストを発掘しサポートすることも立派なクリエイションなので、作り手には向いてないかもしれないけど何かアートに関わりたいという人は一考の価値あり。また、味覚も優れているので、食に関するトータルなコーディネートも。味だけでなく、料理の盛り付けや器や空間まで「これだ!」と思う感覚の鋭さを生かしたクリエイションを楽しんでみてください。


太陽が「3ハウス」

コミュニケーション、教育
クリエイター向けの異業種交流会を企画したり。アートを分かりやすく教えたりする小・中学校の美術教師なども向いています。プレイヤーとして振る舞うなら言葉をテーマにした作品、出版、インタラクティブなコミュニケーションアートなど。言葉といっても概念を扱う現代アートやコンセプチュアルアートよりも、半径5m以内のリアルな身体を伴う活発な交流を好むイメージ。移動を象徴するハウスなのでカーデザイナーなど乗り物に関するクリエイションで評価される可能性もあります。


太陽が「4ハウス」

場づくり、育成
皆んなが安心して暮らせたり、活躍できる場を作ること。建築やインテリアはもちろん、目に見えないコミュニティを作ることも。家庭や愛をテーマにした作品など。アーティストの成長を見守るギャラリストも向いています。


太陽が「5ハウス」

自分の好きなこと、ワークショップ、プロデュース
クリエイティブの部屋。デザイナーのように誰かのための作品ではなく、自分の個性をしっかり出すことを意識して。王様のようにこだわりを持って太鼓判を押すのも仕事なので、プロデュース業も向いてます。なんか偉そうな感じが出てしまうけど仕方ありません。プライド高めで自分の好きなジャンルを攻めて行きましょう。


太陽が「6ハウス」

工芸、建築、デザイン
リサーチから仕組み作り、現場のきめ細かい気遣いを得意とする真面目部屋。人との関わりで仕事をしていくことが得意なので、クライアントありきのデザイン、公務員など手硬い仕事も似合うので美術教師も。手先が器用なので、工芸の職人や建築家、平面よりも知性を必要する立体系のアートの方が社会で活躍できそうです。


太陽が「7ハウス」

ファッション、プロデュース、法律
築き上げた抜群のセンスを活かすこと。ファッションや料理の分野で活躍する人も多いのでは。料理は味だけでなく、器選びや盛り付けもセンスの勝負。パートナーシップや法律を象徴する部屋なので、コンサル業や著作権を扱うアート周りの法律関係も向いています。


太陽が「8ハウス」

生と死、宗教、セクシュアリティ
この世のB面、つまり精神世界や宗教、生と死、性が気になる部屋。もしくは敬遠してるけど、実はそこがなんか気になるジャンルなんです…という人も多いのでは?世界の裏側、真相が気になって色々調べて物事を深掘りするのも得意なので、学術的な研究活動も向いています。まだ科学で解明されていないけれど論理的なスピリチュアルを題材としたようなアートもハマるかもしれません。


太陽が「9ハウス」

哲学、学術研究
海外、哲学、未知なる領域への探求の部屋。抽象的で概念的な表現スタイルもテリトリーに入ります。アカデミックな西洋由来の「ART」の学術研究としての作品制作や出版など。専門外の色んな物事に興味関心があり、柔軟にスピーディーに本質を掴むこともできるので、あとはそれらを俯瞰的に何か一つの作品に修練させていくことが課題になります。


太陽が「10ハウス」

社会的地位の獲得、アトリエ経営
得意な分野は伝統工芸や高級なもの。ラグジュアリーな空間やモノが相性抜群。概念的で本物思考な作品で評価されるでしょう。ただ、それを自分の手で作れるかどうかはまた別の話なので、難しい場合は手先が器用な人に手伝ってもらうことを恐れずに。何でも自分でやろうとせず、社会の優秀な人材資源を使う経営者目線を意識してみてください。


太陽が「11ハウス」

インタラクティブアート、ジャンルを越える
社会を変革、アップデートしていくのが得意なので、誰もやったことがない技法やタブーをテーマに作品をつくってみるなど。表現のジャンルを飛び越えたり、くっつけたり、地下で実は繋がってみたり、そんな斬新な組み合わせのモノづくりで作品をつくってみると良いかも。インターネットやデジタルデバイスとも相性が良いので、SNSを使ったりデジタルやインタラクティブなアートも面白いものが生まれそうです。


太陽が「12ハウス」

精神世界、デジタルアート
宇宙と繋がる部屋。ここに太陽を持っている人はいわゆる"普通"の生き方はポジティブに諦めた方が良いかもしれません。不思議ちゃんオーラ全開で独自の世界観を深掘り、研究してみると意外や意外、最後は「全人類共通の普遍的なアートが爆誕!」なんてことができちゃう人たちなので。いきなりすごい業界人、世界のセレブなんかと繋がっちゃったり。コツコツ積み上げ型の学術アートとは全く別次元の、自分だけのクリエイションをやることで成功する可能性があります。


※次回『ホロスコープで見る、あなたのアート適性 #03 -アセンダント-』へ続く

参考図書
yuji『星2.0』光文社、2020年
ターラ『誰でもできる星よみの自己分析 最高の自分に出会うホロスコープBOOK』西東社、2023年
末永幸歩『「自分だけの答え」が見つかる13歳からのアート思考』ダイヤモンド社、2020年
山口周『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」』光文社新書、2017年

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