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書いた小説まとめ

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書いた小説をまとめていきます。
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#短編小説

【小説】ホタル

せまいアパートの一室で。瞳から成って、頬を伝い、顎の先から、透きとおったようなその一粒が…

並木 一史
3年前
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【小説】ふくろう

はるかとおくに、ほんのかすかな、葉ずれの足音をきいたふくろうは、音もなしに飛びたちました…

並木 一史
3年前
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【短編小説】かえる

街のそこら中にいる色とりどりのかえるで、あたりはすっかりマーブル模様。民家のへいの上には…

並木 一史
3年前
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【小説】あかつき

よろこびもかなしみもまだ目覚めないあかつきの時分。 深い青で満たされた空に、東の地平線だ…

並木 一史
4年前
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【掌編小説】3時さん

深夜にレジから眺めるコンビニの店内を、おれはいつもぼんやりと眺めている。 客の購買導線に…

並木 一史
4年前
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【掌編小説】鳥

ぼくが毎日ことあるごとにアクセスしてしている動画チャンネルがある。鳥の声を、永遠と、流し…

並木 一史
3年前
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【掌編小説】花

「花が色とりどりに見えるのはね、その色の光を花が捨てているからなのよ」 その花屋は種々の花束や大きな観葉植物などが並べられていて、まさに色でいっぱい、といった様子だった。 「花は、吸収した光の中からいらない光を外に出しているから、私たちは花の色を感じられるの。特にみどりの光は、光合成に使いづらいから、葉が吸収せずに外に出す。だから、捨てられたみどりの光は人間の目にとどいて、葉っぱがみどりに見える。新太がよくここに来て、『緑が多くて癒やされる〜』とか言うけど、いわば出がらし

【掌編小説】アルメ

日本中のあらゆる子どもたちによって、学校の教室を、街区の公園を、そしてソーシャルネットワ…

並木 一史
3年前
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【掌編小説】トウキョウ

『きょうの地下鉄道の運行は、終了いたしました』 地下へ降りる入り口のところにかかっている…

並木 一史
3年前
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【掌編小説】家

「もうお年ですから、次の公演ではおやすみになってください」 俺を真っすぐ見る女監督の目に…

並木 一史
3年前
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