「10年後の一史へ」 ~15歳だった過去の自分から届いた手紙と未来の自分へのメッセージ~
久しぶりの投稿です!カルチャー推進室 マネージャーの石井 一史(イシイ カズシ)です。
今回は自分を見つめ直すきっかけになった話をしようと思います。
かなり前の話になるのですが、引っ越しのタイミングである手紙が出てきました。
「10年後の一史へ」
と言うタイトルの手紙。
その手紙は、中学3年生、15歳の時にクラスでタイムカプセルに手紙など好きなものを入れて10年後の同窓会でそれを開けようと企画したもの。
その手紙にはこう書いてあった。
10年後の一史へ
やほ!元気してるの?
結婚とかしてるの??
そっちの今はどんな世界?
きっと一史のことだからミュージシャンになってるの?
売れて有名になっているかな?
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汚い字でこんな感じのことが書いてありました(笑)
当時からミュージシャンになる気満々だったようです。
思えばずーっと音楽しかしてこなかった。
中学でギターとピアノと出会い、新潟駅で路上ライブ。
高校ではバイトと合唱部やりながらバンドでライブ活動。
大学は音大に進み、バンドでライブ活動。
卒業後も会社員やりながらバンドでライブ活動。
バイトや仕事以外のほぼ全ての時間を音楽に捧げてきました。
良い作品をつくるために睡眠時間を削って制作。
みんな仕事が終わってから深夜から朝までスタジオ入って曲づくり。
仕事を調整して全国ツアー。
平均睡眠時間は2、3時間なんて時期がよくありました。
若いってのもありましたが、よくこんなに身を削れてたなと。
(今は絶対無理、、!)
そしてその時は来る。
CDショップで働いていた友達がCD流通会社(JMS)の人におすすめのバンドですってデモ音源渡してくれて。
それがきっかけで全国CDリリースが実現。
夢の第一歩が叶いました。
リリースに伴い全国ツアーが始まり、ハイエースを借りて連日夜通しで各地を回りました。
ライブ後の打ち上げは体育会系そのもの。飲んで飲んで飲み明かしました。
その頑張りもあってか徐々にお客さんもついてきて、ツアーファイナルはライブハウスがパンパンに。
しかし、すぐにうまくいかなくなった。
バンドメンバー間で目指すビジョンに差が出てきました。
外部の大きな力が入るとぶれがち。
いわゆる「方向性の違い」ってやつですね。
よくみるやつです。
やはり、メンバーの向かっていく目的地がブレるとうまくいかないものですね。。
私のバンド人生はここで終わりました。
子供の頃からあんなに夢を見ていたのに。
けど、大きな経験でした。
本気になって何かに取り組んで目標を目指すこと。
バンド活動はここで区切りをつけて、そこから自分の目指したいビジョンが一致したコクーの前身会社に転職。
「あったらいいね!で世界を変える」という理念。目的地が一緒だ!と感激しました。
そして今、コクーにこんな組織があったらいい!と、カルチャー推進室を立ち上げ、会社の文化醸成をしている。
カルチャー推進室の歩みや詳細に関してはこちらの記事をご覧ください!(スキもお待ちしてます!)
みなさんはタイムカプセルやりましたか?
今からでも、数年後の自分に対して何かメッセージを残すのも面白いかもしれないですね。
それが自分の未来のビジョンになるかも!?
同じ会社の社員が、みんな同じビジョンを持てた時、会社はどういう状態になるか。こういったことを考えるのは組織づくりにおいて非常に重要なことだと思います。
ただそれ以上に、会社の社員は1人の人間です。
その個人が自分の人生を常に見つめ直しているか。
自分のビジョン、パーパスを持っているかがとても重要だと思います。
これを考えていない状態で会社からビジョンを伝えても、ピンとこないのではないでしょうか。
私はこれからも「人の心を動かし続けていける存在」を目指していきます。
バンドマンだったあの頃と同じように。
「10年後の一史へ」の手紙を書いてから早いこと約20年。
今の自分を見つめ直して、また書いてみました。
20年前の一史へ
15歳の一史、約20年後の一史は今ここで頑張ってるよ!
思い描いていた夢とは違うけど、人を楽しませて、何かをつくることに関してはミュージシャンと一緒だね。
未来の答え合わせとしては△かな?w
あの時は手紙ありがとう!
これからの人生も精一杯楽しんで生きていくよ♪
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10年後の未来の一史へ
やほ!元気してるの?
病気とかしてない?
仕事は順調かい?
家族も元気?子供の反抗期はきたかい?
君の周りは幸せかい?
今以上に笑って幸せ感じていてくれよ!
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