観劇日記【PLANT PLANET】
20221210-11 近鉄アート館
伊藤えん魔プロデュース
「PLANT PLANET」
観に行ってきました。
とにかく綺麗な舞台だった。
モノトーンにおさえたステージで
キャストの艶やかな衣装が映える。
いろんな種族の特徴が
わかりやすくておもしろい。
衣装にかこつけて、
ときどき挟んでくるコネタもクスリと笑える。
んで、
植物なのに、動く動く動く。
サボテン部隊も走りまくり。
サボテンダーのごとく。
虫たちの切ないまでの本能
大樹の想いと再生
えん魔さまの舞台は、『生きる』がテーマ
赤
灰
青
緑
それぞれの色に込められた想い
繰り返される1000年周期
破壊~再生へのループ
そんな中でアクティブに
自分探しの旅を楽しむ
守りたいものを守り、考え、戦う
人間の一生は
植物に比べてほんの僅かな時間だけれど
悔いなく思いっきり生きたいと思った。
☆
生きるとか死ぬとか
今の私には
正直かなりきつくて
でも
この舞台だけは
ちゃんと観に行かないと
って思って
案の定
いろんなことを重ね合わせて
泣きじゃくりながら観てた
絶望の向こうにある希望を
いつも教えてくれるえん魔さまの舞台は
やっぱり最高に切なくて
最高に素敵なのだ
☆