広告会社内定者がマジメに広告を考察してみました~大林組編~
こんにちは、あだちかずのりです!今話題のClubhouseで見知らぬYoutube編集マンとディレクターが集まっている部屋の雑談を聞いています。今すごいポンコツな人が話しています。
今日は「自分がマジでかっこいいと思ったCM」を紹介しようと思います。あまり日常生活ではなじみがないけど、あなたの生活を根っこから支えている企業です!早速、考察スタート!
ドラマかと思うくらいかっこいいCM
早速ですが、本日紹介したいCMはこちらです!
???
最初は何かのドラマが始まったのかと思いました。実は大林組という日本の総合建設会社のCMでした。大林組は数々の有名建築物からインフラまで幅広く手掛けている会社です。
身近なところだと「イオン土浦ショッピングセンター」「つくばエクスプレス守谷駅」、有名なところだと「東京スカイツリー」、「六本木ヒルズ」などの建設に携わっているらしいです!(詳しい実績はこちら)
このCMのどこがおもしろい?
このCMであなたの耳に残った言葉は何でしたか?
私は「つくる」という言葉でした。
佐藤健さんの言葉だと「人類のものづくりは火の発見によって進化したという説がある。」「僕たちはつくることで困難を乗り越え、つくることで常識を壊し、つくることで進化しながら、つくることそのものをつくり替えていこう」「つくるを拓く」
わずか一分の間に7回も「つくる」という言葉が出てきます。38秒から終わりにかけて怒涛の勢いで出てきますね。
「授業で先生が繰り返すところは大事なところ」というのは今までの皆さんの経験則からも理解できると思います。ということは、この広告で大林組は何を伝えたかったのでしょうか。
このCMは大林組の宣戦布告
ここからは新聞広告の文章を見てさらに考察を深めたいと思います。
つくるを、つくり変えろ。
人類の歴史は、つくることの歴史だ。
制約、常識、願望。
人は、つくることによって、
さまざまなことを乗り越えてきた。
時代が大きく変わろうとしている今。
私たちは、つくることそのものをつくり変えてゆこうと思う。
形あるものだけが、ものづくりか。
人間のためのものだけが、すべてか。
常に問いかけながら、可能性を拓き続けようと思う。
世界は不確かで、複雑さを増している。
でも、だからこそ。
これまで培ってきた力が、まだ見たことのないものを実現する原動力になるはずだ。
なぜならいつだって、つくることは、何かを超えることなのだから。
建設の枠を超え、新しい領域を拓いてゆく。
次の大林組の挑戦に、ご期待ください。
つくるを拓く MAKE BEYOND
これを読んで、ものづくりに懸ける熱い想いが溢れ出してきていると自分は感じました。そして、それは同時に社会への宣戦布告であり、自分達の夢を宣言している姿にも映りました。
建設という狭い既存の枠組みに囚われることなく、「ものづくり」という無限の拡がりを持った領域のフロントランナーとして最前線を切り拓いていく大林組のことをもっと知りたくなりました!
終わりに
建設会社のCMにはメッセージ性のある素敵なモノが多いですよね。
大成建設の「地図に残る仕事」のCMを知らない人はいないのではないでしょうか?そうです。「私は今シンガポールにいます」というCMです。どちらのCMも自分が社員だったら行動指針にもなるし、自分の仕事にプライドを持つことができそうだなと思いました。
大林組企業HP
大成建設「地図に残る仕事」CM
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