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「存在しないゲームの実況」をやってみよう!!!

  こんがお〜!

  どうも、苗輪和音です!


  今回は、前からやってみたかった事をやりたいと思います。

  やってみたくてもハードルが高くて中々手が出せない、上手くいくかどうか分からない、面白くならないかもしれない……などなど様々な理由から世の方々が簡単に手を出せないもの。


  もうお分かりですね?

  そう 『ゲーム実況』です!!!


  機材を揃えるハードルが高いし上手く実況できる自信もない!実況したいゲームがあっても面白く出来るか分からない!気を衒ってまだそこまで知られてないゲームの実況にチャレンジしてみたけど意外と面白くしづらい!そもそもどのゲームの実況をすれば面白くなるのか分からない!

  そうやって悩んでる方、たくさんいると思います。



  しかし、僕は気づきました。

  「自分が面白く実況できるゲームが分からないなら作ればいい。そしてそれを実況すればいい。これさえ究めればゲーム機やゲームソフト、キャプチャーボードやキャプチャーソフトすら必要ない。」と……!


  というわけで、今回やる事はお分かりいただけたかと思います。

  早速、「この世にないゲームの実況をする方法」を伝授したいと思います!

  いくぞ!!!




① 実況してみたいゲームジャンルを決める

  まず、自分が実況してみたいゲームジャンルを考えます。この時に選ぶゲームジャンルはなるべく自分のプレイ回数が多くリアクションがとりやすいジャンルを選ぶと後々楽になると思います。

  僕は、今回「RPG」を選択しました。
なぜなら、RPGは長く楽しめる上にリアクションがとりやすいから。


  どのジャンルにしようか悩んでる方は、自分が好きだったり得意だったりするジャンルを選ぶと良いと思います。
  シューティング好き/得意な人はシューティング、シミュレーションゲーム好き/得意な人はシミュレーション、アクションゲーム好き/得意な人はアクション、パズルゲームが好き/得意な人はパズルゲーム、といった感じで良いと思います。


② 実況したいゲームの設定をなんとなく考える

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  次に、実況したいゲームの設定をそれっぽく考えます。ただゲーム内の設定を考えるだけじゃなく “どこ” の会社が “いつ” 作ったのかや “どの” ハード用に開発されたのか、 “誰” が主導で作ったのかなどのそのゲームを含めた世界観を出来るだけ作っておくとリアリティが出て良いと思います。

  例えば、「この “トミー&ジェフの珍奇珍奇旅道中” は、“1989年” に “トレビアンパレット” 社の “太田晴子” 氏がプロデューサーとなり “HMX-5500” 用に作られたRPGです。 “トミー&ジェフ シリーズ” の第3作目で、そのあまりにもチープかつ大胆な世界観とOPOP(オーパーツ・オープニング)とも言われる当時としてはまだ珍しかった高度なCG技術をふんだんに使用したオープニング映像、ストーリークリアが平均2〜3時間という驚異の手軽さが一部のマニアの間で話題となり、市場に出回った数は少ないながらもカルト的な人気を博しました。」って感じのを考えときます。もっと細かくてもいいし、即興で考えつく人はそこまで細かくしなくても大丈夫です。

  もちろん、“トミー&ジェフの珍奇珍奇旅道中” なんてゲームは存在しませんし “トレビアンパレット” なんて会社も存在しません。 “HMX−5500” に至っては調べたら全然関係ないテレビの受信機が出てきますし “OPOP” に至っては「シェンムー」や「サクラ大戦3」などの要素の詰め合わせです。
  ただ “太田晴子” さんは世界のどこかにいらっしゃるかもしれません。全国の太田晴子さん、ごめんなさい。

  余裕がある場合は、このハードで他にどんなゲームが出たのかやこのゲームの開発裏話やバグ技、裏技なんかもフワッと考えておくと良いと思います。どうせゲーム画面なんか一切動画に出てこないし、多少無茶な操作を作っても演技力さえあれば関係ありません。

  ※平均クリア時間を書いたのは、最初の実況だからです。意気込んだ結果、初っ端にFFやドラクエみたいな超大作を作り出してしまうと実況がすごくめんどくさいし、視聴者も飽きてしまいます。それを防ぐために初めたての時期は単発実況や3〜4パートの実況シリーズにした方が良いと思われます。


③ 台本を作る

  まずは、②で作り上げたものを整理して実況用の台本を作ります。
  台本だからと言って細かい動きなんかを書き出す事はありません。ストーリーの進み具合や隠しアイテムの場所、マップの説明などが書いてあるもので十分出来ると思います。

・ゲームを始める前に、このゲームの簡単な説明をする
 ↓
・ゲームを始める
 ↓
・キャラやマップが登場する度に事前に考えておいたフワッとしたデザインを伝える
例:このベッドで横になってる三角頭がジェフでテレビゲームをしてる真円に限りなく近い頭がトミーです。
 ↓
・ストーリーの進行条件が更新され次第逐一伝える
例:これで落とし物を届ける仕事は完了したので、次の仕事を貰うためにイロハ街のサムに会いに行きましょうか!
 ↓
・新しいNPCとの出会いやバトルのリアクションもしっかりとる
 ↓
・クリアを目指す!

  ざっくり極端な例でいくとこんな感じです。これを繰り返してクリアまで進めるのも手の一つでしょう。

  ただこれの場合はあまりにも行き当たりばったりなアドリブが多すぎるので、もうちょっとしっかりした台本を練った方がいいと思います。アドリブばっかりにしてしまうと慣れてない人は泣きを見る事になります。気をつけてください!


④ 実況する

  さて、いよいよメインの段階にやってきました。③までは紙とペンさえあれば出来ましたが、ここからは最低でもそこそこのスマホを使う必要があります。

  ただ、ここまでの段階をしっかり踏んできている方だとここでする事はほとんど何もありません。『自分がゲーム実況をする』という事実に胸を躍らせながら体調を整え、声の調子を少しでも良くしましょう。

  ここまでくれば、あとは覚悟だけです。自らが作成した台本に合わせて音声を録っていきましょう。どうしても声を出したくない人は編集の手間やお金がかかりますが “ゆっくり実況” や “ボイスロイド実況” にしましょう。

  いよいよ次が最後の段階です。


⑤ 録音した実況音声を編集、投稿する

  いよいよ最後の段階までやってきました。

  あとは先ほど録音した音声をスマホやPCの動画編集ソフトで編集していきましょう。
  ノイズや無言部分など要らないと判断した部分をカットしたり、言葉だけでは分かりづらい箇所に字幕を入れたりして、コンパクトで分かりやすい動画を目指しましょう。

  自分でイラストが描ける人は、シーンに合ったイラストを描いて音声だけの動画に視聴者が見て楽しめる様に花を添えてあげましょう。
  イラストが描けない人も後期「天才バカボン」みたいに文字で説明をしたり図形を組み合わせたりして、目で見ても楽しめる動画を作りましょう。

  ダメで元々なので、失敗を気にする必要はありません。思いついた事をどんどんやっていきましょう。

  編集が完了すれば動画をエンコードしてYouTubeやニコニコ動画、Twitterなどに投稿するだけ!!!だいたいの動画サイトで右上にある[投稿]ボタンを押して実況者の仲間入りをしましょう!!!

  目指せ、オリジナルゲームで収益化!!!


最後に

  さて、ここまで「存在しないゲームを作って実況する」方法を書いてきましたがいかがでしたか?
  「実況は難しいけど、オリジナルゲームの設定くらいなら作ってみよっかな〜」って思いました?思っていただけてたら幸いです。

  この「存在しないゲームの実況」が広まっていけば、もしかすると何処かの誰かが誰かの作った存在しないゲームを実際に作ってくれるかもしれません。


  もしかすると、自分の考えたゲーム機の設定を誰かが使って新たな存在しないゲームを考えてくれるかもしれません。


  もしかすると、自分の好きなイラストレーターさんがファンアートを描いてくれるかもしれません。


  もしかすると、自分の好きな実況者さんが実況をしてくれるかもしれません。


  夢は無限大です。少しの想像力と少しのやる気があれば「存在しないゲーム」を通して世界中の人々と繋がっていけるのです。そこに年齢も性別も人種もありません。『ゲームを好きな気持ち』、ただそれだけあればいいのです。
  あなたも、誰かが笑顔になってくれるもの 作ってみませんか?

『アイドルマスターシリーズ』や『クトゥルフ神話』、『SCP  Foundation』に連なる新たなシェアードワールドとして、誰もがクリエイターとして参加でき楽しめるものを作り上げてみませんか?

   あなたの参加を、お待ちしています。


  ここまで読んでいただきありがとうございました!

  それじゃ、おつがお〜!!!

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