Elon Muskと風の時代
なんか理解できなかった。
どうして、イーロン・マスクはトランプを支持するのか?「風の時代」に突入する今、時代の寵児の彼が、「地の時代」のギラギラした金持ちトランプを応援している。
メディアの印象だと、二人とも似た部分がある。My way or highwayな(自分のやり方しか受け入れない)ところ。難しそうな関係だが・・・
今日、Newsweekの記事を読んで、「あぁ、風の時代の"先駆者"だからコソなのだ」と納得。下記は、記事を読んで、星読みの意味を元に私が考えたこと。
「先駆者」って、新しいものを生み出すエネルギーだけでなく、まずは既存のものと戦って、必要とあれば、それをぶっ壊すパワー。自分のやっていることが正しく、理に適っていると狂信的に信じれる力。
初めてやることだから、やっていることが必ずしも良いわけでも、正しいわけでもない。かなり野蛮で、荒削り。まるで、ギロチンも厭わない、革命を起こす扇動者たちのよう。
そんな風の時代の「先駆者」として、既存政治の「常識」外れで、はちゃめちゃなトランプと手を組んで、はびこった慣習ややり方をぶち壊せば、やりたいことを加速する。
彼の主観としては、「常識」的な民主党を応援していたのでは、彼の野望の宇宙開発は思うように進まない。彼にとっての「自由」は、お金という自由があっても届かない「規制」という制限を取っ払うこと。それを非常識なトランプならぶち壊して、カオスを作り、彼にとっての自由をくれる。
金持ちの彼にとっての自由は、一般市民にとっての、無秩序と困窮。フランス革命がそうであったように、次の秩序が整うまでの間、社会基盤は失われ、多くの一般市民は扇動され、翻弄される。だから、マスクの行動は、かなり自分勝手な振る舞い。
マスクがやっている事業は、風の時代を感じさせる水瓶座性のことばかりなのに、今の彼自体は、ネガティブな側面の獅子座性に動かされているように見える(サウスノード獅子座)。
水瓶座性とは、革命、イノベーション、合理的、独創的、集団と自分、イデオロギー、理想主義、宇宙、人道主義など。荒削りな水瓶座性は、合理的な改革論者・理想主義者。
獅子座性がネガティブに出ると、自分のやり方をやり通そうとする、プライドが高い、頑固、度を越した情熱、自分だけが重要な人だと思う、異常にリスクを取りたがる、ギャンブル好き、子供っぽさなど。
風の時代がもっと進んで成長過程に入った時、イーロン・マスクは、成熟した水瓶座性と獅子座性を発揮できるだろうか?それは、自分の内面で両性質のバランスを取ることの大切さに気付くということ。
今は、自分のエゴを達成するために、その他大勢に負荷をかけることを知識でわかっていても、現実の痛みとして感じられないかもしれない。人類の未来のためには、ある程度の犠牲が必要と冷酷に思っているかもしれない(水瓶座性のネガティブ面)。
獅子座性のポジティブな面がもつ自己表現力や自信に加え、人間らしさ、忠誠心、創造性、遊び心などを持ちつつ、水瓶座性の多くの人々と関わり、多くの人々のために何かを成し遂げる心(ハート)を持てるか。彼の本来目指すべき「魂の目的」、EgoとAltruismのバランスをもつにはもう少し時間がかかりそうだ(ノースノード水瓶座)。
Image by Ryan Hutton/ Unsplash