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【あなたの血管は大丈夫ですか?】動脈硬化を予防するサプリメント

今回は、動脈硬化の予防方法について。

日本人の死因TOP2、3は動脈硬化が原因である心臓病脳卒中です。

予防方法は、ある栄養素を摂取するだけ

•どんなサプリメントをとれば良いのか。
•なぜ効果があるのか。

これから解説していきます。


どうして効果があるのか

今回紹介するサプリメントを発表します。

クルクミンです。

このnoteでは、何度か登場している栄養素。

•仕事や勉強の生産性を上げる。
•つらい関節炎を軽減する。
うつ病を改善する。

さまざまな効果が確認されています。

そんなクルクミンは、動脈硬化を予防することもできます。

理由は、動脈硬化のメカニズムをみるとわかります。

動脈硬化は、血管が本来もっているしなやかさ、柔軟性が失われた状態です。

血管を水風船と同じだと考えると、動脈効果の危険性がよく分かると思います。

Q: どちらの風船により多くの水が入ると思いますか?

1つは、ゴムが柔らかい水風船です。
もう一方は、ゴムが硬い素材でできた水風船です。

答えは、柔らかい水風船です。

水の量に応じてゴムが伸びるので、たくさんの水を入れることができるからです。

ゴムが硬い水風船は、ゴムが伸びにくいのでたくさん水を入れることができません。無理に入れようとすると、破裂してしまうかもしれません。

血管でも同じ現象が起こります。

一緒に考えてみましょう。

ワーク
2つの血管を思い浮かべてください。

1つは、血管本来のしなやかさと柔軟性がある血管です。一方は、動脈硬化で硬くなった血管です。

もし、なんらかの拍子に2つの血管へ大量の血液が流れてきたらどうなりますか?

柔らかい血管は、血液の量に応じてゴムのように伸びるため、大量の血液が流れてきても耐えることができます。

しかし、動脈硬化で硬くなった血管は違います。

最悪の場合、血管が破裂してしまうこともあるのです。

動脈硬化の危険性は、わかっていただけましたか?

そんな動脈硬化の原因は、悪玉コレステロールです。

悪玉コレステロールをやっつける

クルクミンは、身体の中の悪玉コレステロールに関与することで動脈硬化を予防します。

悪玉コレステロールとは、体内の隅々までコレステロールを運搬するのが仕事です。お肉やバターなどの動物性脂肪を食べることで量を増やします。

本来コレステロールは、身体にはなくてはならないものです。例えば、細胞の膜を作ったり、男性ホルモンや女性ホルモン、ビタミンDを作る材料として使われています。

悪玉コレステロールがあるからこそ、細胞膜やホルモンを作ることができているのです。

反対に届け過ぎてしまったコレステロールを回収するのが善玉コレステロールです。

身体は、このバランスをとることで身体を健康に保っています。

Q: もし、悪玉コレステロールの量が増えてしまったらどうなるでしょうか?

少しワークで考えてみましょう。

ワーク
皆さんの身体の中をイメージしてください。

コレステロールを荷物だと考えください。
荷物を運ぶ悪玉コレステロール、届けすぎてしまった荷物を回収する善玉コレステロールが今日もせっせと働いています。

しかし、皆さんは暴飲暴食が続いてしまい、お肉やバターなどのコレステロールが多く含む食材を連日食べてしまいました。悪玉コレステロールの量が多くなっているのです。

さて、皆さんの身体の中はどうなっているでしょうか?


どうですか?

悪玉コレステロールが増え、荷物を届けすぎてしまっていることが想像できると思います。

すると、善玉コレステロールの回収が間に合わず、コレステロールが血管にたまってしまいます。

これが動脈硬化です。


クルクミンの効果

クルクミンの悪玉コレステロールを低下させる効果は、2017年に中国の重慶医科大学が行った研究が裏付けています。(1)

この研究は、649人を対象にクルクミンをとってもらいました。

すると、クルクミンをとっていた人は、悪玉コレステロールであるLDLが低下していたのです。

善玉コレステロールには、変化がありませんでした。

つまり、荷物を届ける悪玉コレステロールを減らして、荷物を回収する善玉コレステロールの数は維持します。

そのため、血管にたまったコレステロールの回収が進み、動脈硬化を予防するのです。

今後、研究が進むことで、いずれはクルクミンが病院の先生から処方される未来があるかもしれません。


まとめ

以上、動脈硬化を予防するサプリメントでした。

今回の続きの記事はこちら。

クルクミンは、ファイトケミカルの一つ。

そんなファイトケミカルには、クルクミン以外にも動脈硬化を予防する栄養素があります。

続きの記事1本目は、スルフォラファンについて。

スルフォラファンは、ブロッコリーなどのアブラナ科に含まれるファイトケミカルです。

スルフォラファンは、現代の万能薬といってもいいほど、万病に効果がある栄養素です。

摂取しない手はない栄養素の1つです。

まだ知らない方は、こちらの記事をどうぞ。

2本目は、カテキンについて。

こちらは、緑茶に含まれることで有名ですね。

そんなカテキンも動脈硬化を予防するといわれています。

こちらの記事では、カテキンの3つのアンチエイジング効果を紹介しています。

カテキンは、クルクミンよりも手頃にできる方法です。

どれくらいカテキンをとれば良いか知りたい方はどうぞ。

クルクミンは、非常に不安定な栄養素。

食品から摂ろうとすると、身体の中で形を変えてしまい、クルクミンとして摂取することがができないのです。

そこで、クルクミンは吸収しやすいように加工されたサプリメントから摂取するよにしましょう。

クルクミンをサプリメントで摂取するときは、吸収しやすいタイプかどうか、しっかり見極めてからにしましょう。

間違っても「ウコンの力」のような吸収効率が悪い製品は買わないように。

お金をドブに捨てていることになります。

Amazonや楽天、iHerbなどで調べると、

高吸収」「吸収率○倍」などと商品説明に記載があると思います。

ちなみに私は、Doctor’s Best – 高吸収クルクミン を使用しています。

リンクを載せとくので、興味がある人はぜひ。

個人的には、iHerbの方が安いのでオススメです。
購入には、登録が必要です。
紹介コードを入れると割引になるので、もしよろしければお使いください。

紹介コード
CXJ7896

登録には、こちらからアクセスしてください。

それでは、また次回の記事もよろしくお願いします。



参考文献

(1) Qin S, Huang L, Gong J, Shen S, Huang J, Ren H, Hu H. Efficacy and safety of turmeric and curcumin in lowering blood lipid levels in patients with cardiovascular risk factors: a meta-analysis of randomized controlled trials. Nutr J. 2017 Oct 11;16(1):68. doi: 10.1186/s12937-017-0293-y. PMID: 29020971; PMCID: PMC5637251.

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5637251/


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