やっぱり写真はうまく撮りたい。
身近にあるスマートフォンでも、100万円するカメラでも、同じです。
やっぱり写真は、うまく撮りたい!
と、思うのです。
こんにちは、kazukame12です。
プロのような写真を…
たぶん、ソコが必要なのは、クライアント側の人間と、プロになりたい人だけでしょう。
自分史上最高を撮りたい!
それが、写真の面白さでもあります。
素敵な景色や、大切な存在にカメラを向けたときに思うのです。
そこで、撮り方を検索したり、カメラ雑誌を買ったりしながら、勉強するのですが…
よくある、分かりやすい写真だと…
たんぽぽが撮りたい!
って、好奇心は伝わるのですが、駐車場なのか?何処なのか?分からないですね。
これも、僕は好きなのですが…
木漏れ日と、桜の花びらで、太陽が高い時間帯や桜の花びらを運ぶくらいの風があることは、イメージ出来ますよね。
たんぽぽが咲いたよ~。
と、これを見せて、お話することで、どんな場所や天気なのかは、伝えられます。
何より、コミュニケーションの時間も、また大切な思い出にもなります。
ただ…「うまく撮りたい。」と言うタイトルで、始まりましたので…
この写真が…
上手さに繋がるとは、思えないですね。
何が足りないかと言うと…。
物語と言えば大袈裟ですが、写真から読み取るものを入れながら、状況説明が写真の中にあると他人が観たときに、分かりやすいのです。
さてさて、少し事情があってボカしすぎてますが…
上の写真を見て伝わる事は、だいたいこうなのでは…
歩道の隅っこに咲く、小さなたんぽぽ。
右側の淡いピンク色の桜並木と、その上には空の青色、左側の背の高い木々が木陰を作る、お散歩に良いところだと、わかりますね。
すると…
小さな、たんぽぽは、晴れた空を見上げて
桜を散らした風を感じながら
歩道の隅っこで、咲いている。
なんて、ことを想像しませんか?
写真をうまく撮るには、“想像力・観察力”が、必ず必要です。
光の方向、明暗差、露出、色、遠近感…とかとか、見ながら考えてる時間が、カメラを使って設定して撮るまでより、長いですね。
笑
記録を目的にするなら背景は、ボカしません。
報道写真は、あまりボカサ無いのですね。
(お察しのとおり、お花見で多くの人が居ましたので、通行人をボケの中に溶かせるタイミングで撮影しました。一般のお花見されてる方が優先です。)
下の写真のように、このくらいの背景を残して撮ると、階段をあがって、少し高い場所から、見下していることや、手すりの影の短さから、撮影時間がお昼くらいなのが、わかりますね。
背景の状況説明を残せば、現実的になります。
逆に、状況説明を無くせば、幻想的になります。
撮りたい世界観に合わせて、背景を考えると、F値と言った被写界深度に繋がるレンズの設定も、理解しやすくなりますね。
いろんなバランが、写真にはあって、うまく撮るには、そのバランを設定してイメージに合わせられるように考える癖を付けていくと、いろんなパターンの写真が撮れるようになると思います。
考えて撮ることで「うまく撮りたい。」その思いに近づけるかも知れないですね。
それでは、良い写真ライフを!