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雰囲気のある写真


こんにちは、KAZU です。


雰囲気のある写真を撮りたい!

カメラの使い方が、理解できてくると…
そんな風に、思いますよね。



最初は、ただ撮るだけで…

「スマホと…立体感が、違う!」

なんて、感動していたのに…

カメラの機械に、慣れてくると…

「たまに…凄くいい写真は撮れるけど、ただ撮るだけじゃ…スマホと同じや〜!」

って、感じるようになったりする。

ここで、「スマホでいいや。」と、諦める人と…

「たまに、いい写真になるのは…なぜ?」と、疑問ができて、勉強する人で…

写真は、違うモノになるように思います。

いい写真…いい雰囲気…は、感性よりも、理由から導き出せる。

「たまに…いい写真なる…」理由を知ると、レンズの違いと光の使い方で、見た目が変わる事に気が付きます。


簡単に言うと、「いい雰囲気」になる「光」があるのです。


 
 
 
NIKON Z50 + AI Nikkor 50mm f/1.4 S



スマホでも、アプリで加工すれば雰囲気出るやん〜。って…
思う人もいますよね。


僕も、カメラを使うまでは、思っていました。


でも、目で見たリアルな世界観よりも…
アプリを使うとどうしても、強調させた自己主張強めな写真になるのです。

(個人的に求める表現とは…違うだけで、多様性は、ある方が面白いですね。 でも、光が作る影とのバランスが加工アプリだと変わるので、レタッチくらいの微調整が良いのかな?と、思います。 光を考えて話しをすすめますね。笑)

ピュアに撮れにくい…カメラやレンズもあるのは、事実ですが…
メーカーの思想が違うので、それは選択肢として選べばいいと思います。
色味は、カラーグレーディングで、アートにするのも良いと思いますが…
基本は純粋な景色を光と影を考えて立体感を撮るのが基礎になります。


カメラで、そのままの世界観を記録しながら表現力(技術的な作業)を使うと、その場の空気感なんかも写真になるので、表現の深みが感じられます。


   
 
「ここから始めればいい」
 
蕾がほどけて
それまでを変えるように
咲き始める
 
弱さが強さに変わるような瞬間
 
そんなイメージを感じて
銀レフとBLACK MIST で
光を入れて切り取ってみました。
 

目には見えないモノを撮りたくてシャッターを押した。
 
 と、言うと感情が写真になったと
誤解する人も居ますが…
 
光の捉え方です。
 
 
とは…言っても
他にも人が居ましたので実際に
撮影できるタイミングは1分もなかったです。
 
イメージを構築する時間はありましたよ。


 
 
 
少し…イメージの話しをします。
 
 
花は咲こうとしています…
そこには一定の時間が存在します。
その花が咲くためには過去があり
過去があるから今があります。
 
写真は瞬間芸術ですが
光のイメージで
動きや時間軸を表現出来るように…
僕は思って思います。
 
それを表現するのに
キーライトを被写体にどう当てる?

 
 
普段は太陽が上から光を照らしてくれます。
 
時間軸をイメージで巻き戻す“きっかけ”として
下からの光を作ってみました。
 
 視覚的に環境を逆さの光にすることで
花が今までを思い返しながら咲く!
 
そんなイメージを表現したかったのを
覚えています。
 
 
 
ただ、これが正解とは言いません。
 
あなたの好きが、正解で良い!

 

いい写真や、いい雰囲気を導き出すのに、僕なりに考えることは、いくつかあります。

撮影するときは、レンズ、ピント位置とカメラの距離、被写界深度、環境光、ライティング…
とか…

けっこう…考えて撮ってますが、基本だけを見れば「光」なんです。

初心者でも、この「光」をコントロールすると、表現を始められるのです。

…ムズい?


簡単に言うと…

「光」をどうやって、レンズから入れて、センサーに記録させるか?

それだけです。


なぜなら、「カメラは、光しか記録できない」のです。


僕達が、目で見るのと…カメラも同じだと思うと理解できますね。

夜は暗いので、見えないですよね。
見るためには、光源…
つまり、「光」が必要で… 
カメラは、その光源…「光」が物に当たって反射光を記録する機械…なんです。


写真の明るさを考えて、写真の光を考えることで、表現を始めやすい。

かな?


なんて…ややこしい言い方だね。


僕の経験から言うと「光」は、心を表現するための道しるべのような感じです。


ただ…写真には「心は、写りません!」

技術的な表現力で、写真に感情を写すのです。

って、難しくなりそう…


最初は、感覚的な感じで良いと思います。

光をよく見て、影をよく見て、好きな部分を探せば大丈夫です。



順光、逆光、サイド光


ベタでは…ありますが、この光の種類くらいは、覚えておくと良いでしょうね。

コレを覚えておくと、「光」で、雰囲気を変えることができる、“最初の一歩”になると思うよ。

何が違うかと言うと、単純に見え方が変わります。


撮影者の方向から→被写体に、光が当たっている状態です。

コルクを見ると、色がはっきりしています。
影は被写体の後ろ側に出来るので、コルクを見てみると、ペタンとした平面的な印象があると思います。

立体感よりも、色の印象を撮りたいときは、良いと思います。


被写体の方向から→撮影者に、光が当たっている状態です。

被写体のカメラ側に影が出来るので、全体の色も、はっきりしないですね。

被写体の陰と光の当たっている部分に露出差が大きくなるので、見せたい部分に露出をコントロールする必要があります。

レンズに光源からの光が入りやすいので、オールドレンズだと雰囲気(フレア、ゴースト)が出しやすい光でもあります。



撮影者と被写体が向かい合ったときに、横から光が当たっている状態です。

色の印象と立体感が、両立している…と、言うと理解しやすいかな?

コルクを見ても…立体感は、一番良くわかりますね。



順光

色の印象を撮りたいときは、光を背にして撮る感じですね。
真上からの太陽光を使うなら、自分の影が入らないように注意して、上からの撮影で、順光になります。



 


逆光

逆光は、ちゃんと写らない!と…
説明されているのを昔の見た事があります。
ただ、表現として考えると…
全部が写る必要はないですよね。





初心者の人は、日の丸構図でいいので、光を感じながら、撮ってみてください。

好きな光を見付けたら、露出(写真の明るさ)をカメラの設定で変えて、好きな光の場所が、魅力的になる露出を色々と試してみてください。

写真表現を始めてみませんか?


何かの“きっかけ”になったら幸いです。



こんな記事は、スキですか?




それでは、良い写真ライフを!








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