見出し画像

僕の写真は物を撮らない


こんにちは、kazukame12 です。


物を撮らないと言っても、写ります。

カメラで撮影するのですからね。笑

もちろん、物も撮っていますが…

カメラを向ける基準に、物ではなくて、雰囲気をメインに撮るときがあるのです。


ただ、油断していると、ピント面の概念を無視するときは…

あったりしますね。笑

そういった直感的な写真ではなくて、「なんか良いな」をどう切り取るかを探してシャッターを押したときのことです。

「考え方としての何を撮るか?」と、言うことです。

次の写真を見て、何を撮っているように、思いますか?

何を撮っているでしょう…

感のいい人や、スナップ写真をしている人、長く写真をしている人には、当たり前すぎて、簡単でしょうね。

道路でも、橋でも無いのが、分かりますか?


僕が、撮りたかったのは、光と影なんです。

やっぱり僕は「雰囲気」を切り取っています。

この写真の中でメインになっているのは…
「光と影」です。

モノクロにすると、色の情報が無くなるので、感じてもらえやすいでしょうか?

橋と橋との隙間を通り抜けた光が、地面に反射して橋の裏側を明るくしたり…
飛び散った光が作る空間が、なんだか良くて撮ったのが、シャッターを押すきっかけでした。

そこに、カラー写真とか、モノクロ写真とかの差は無くて、光と影の世界観から、写真の表現が始まるのだと感じる。

これは、写真を撮る人に、共通する部分だと思います。


最近、型にはめないバランスを撮るのが好きなので、基礎としての「光と影」を凄く意識して撮ろうと思っています。

過去に撮った写真を見直すのも、その頃は、気付けなかったことに、気がつけるので、勉強になりますね。



環境光は、実は難しいのです。

太陽光の色温度も、反射する壁や物の色で、色温度も変わるし、透過すると…コレも色温度が変わります。

夜の環境光も、LEDライトや、蛍光灯、白熱電球に水銀灯…光源だけでも、全部の色温度は違います。

よく聞く「ホワイトバランス」の話です。
オートでも良いのですが、予期せぬ「色かぶり」は、雰囲気を崩すので、注意が必要です。


初心者の頃は、当たり前すぎて意識していなかった。

太陽は、動きます。 笑

街角スナップをすると、ここで撮る!
そう感じたら瞬間的に、シャッターを押さないと、ベストな光を撮れないことがあります。

初心者の頃、撮る!モタモタモタモタ…パシャリ。
僕自身、設定をしている間に、なんか違う感じになった経験がありました。

それは、太陽が動いているので、差し込む光の角度が、ベストを過ぎてしまったせいなのです。

光の差し込む角度が変われば、空間の表現も変わります。


よくスナップを撮られている人の言葉に…

「一瞬を切り取る」と、表現されていますが、目を引く瞬間を撮るスタイルのときは、そうなりますよね。

移動しながらだと、太陽の動く方向も分からないですから。
ロケハンして撮影するなら、太陽の動きを待って撮ったりもしますし、地元なら時間を選んでスナップしたりしていました。


太陽光は強い光源なので、コントロール出来ないのなら合わせる方が、良いのでそうしてました。笑




雰囲気を感じる力。



 
NIKON Z50 + NIKKOR Z 50-250mm
 

まず、雰囲気を感じることが出来なければ、カメラを向けることも、出来ませんよね。

物を撮るときとは、少し違う「感覚的な目線」は、個性を作るように思います。


時には、ソコにある感性を写真にしてみるのも、新しい自分の扉に気付けるかも知れないですね。



それでは、良い写真ライフ!








いいなと思ったら応援しよう!