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「痛みを感じる能力は、自然が私たちに与えてくれた贈り物の一つだ」
ナショナルジオグラフィーの一文にはっとする。
「痛覚は自分の身を守る上で欠かせない警報装置の役目を果たしている」
これはもちろん、侵害受容器が危機からはなれるために機能するという話なのだけれど、
私たちの心が感じる痛みも、同じ機能を持つのだろうかと。
身体志向のトラウマ療法において、凍りついていた感情が溶け出して、感じられる怒りのことを「ヘルシーアグレッション」、健全な攻撃/怒り、という。
ヘルシーペインも、あるのかしら。
痛みを感じる時、心は私たちになにを知らせようとしてくれているのだろう。
痛みを感じる時、今度はその奥にある、心が知らせたがっている何かに
耳を傾けてみることにしよう。
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