777文字の書籍レビュー
麻布競馬場さんが出版された「この部屋から東京タワーは永遠に見えない」
読書好きの大学の友人が面白い本だと教えてくれたので読んでみました。
(潔癖だから貸してはくれませんでした。電子版で買えばいいのに)
共感できない
当たり前だけど、上京していない身としては共感できないことばかりです。
だけどインスタで華やかなストーリーを上げているあの子も裏ではそんな風に悩んでいるんだと思うと、安堵感というか自分だけが乗り残されている焦燥感は消えるように思います。
見ないとわからない
優しくはない世界だとはわかっていても、いずれは上京しこの目で肌で東京ってものを体験してみたいです。
しかし時の流れが皆同じような地方では感じない圧倒的孤独も、一時的な快楽も、フルボッコの喧嘩も堪能できるんだと思うと色々忙しくぬるま湯に浸かる僕としては向いていないところかもしれないとセンサーが反応します。
そこは彼らの居場所で僕みたいな人間はと、希望を抱きすぎす、ある種落とし所をつけると腑に落ちるように思います。
同窓会にきた東京人
東京人になった身としてのプライドなのか、上京した子はみんな揃えて上質なブランド物のスーツで身を固めてました。
物腰もどこか厳しくなったよに感じました。
しかしアルコールが入るとみんなここの人間の要素が出始め、背伸びしていたはずの足も踵まで地面につきどこか居心地が良さそうでした。
知らんけど。
そう思ったのは、憧れの上京をいち早く果たした彼らが東京人になっていないと願うことからの錯覚だったのかもしれません。
僕は大阪にでも行こうと思います。
レビュー
上記のような終わり方が多く、自分のスカスカの頭では行間などを読むことができなかったので終始文字を読んでいるような感じでした。
いつかそれらを理解し、共感できる人間になりたいと思いました。
おしまい。
777文字にしたい。
これでできた。