もったいないは、もったいない
読者も少ないので、今日は少し方向性を変えて書いてみようと思います。
もったいないと思って、使わないことがもったいない
この本を読んで学んだことです。
実際に、昨日実践してみました。
私は、人から物をもらうのが、ものすごく嬉しいです。
本当に、本当に嬉しいのです。
しかし、それが故に、もらったものを使ったり食べたりすることができません。
友達が旅行先で買ってきてくれたお土産は、食べることができずに、放置してしまい。
誕生日にくれたマグカップや、私の好きなワンピースのバインダーなどは、使うことができずに、飾ってあるし。
バレンタインにもらったチョコなど、嬉しすぎて絶対に食べることなんかできません。
そんな人生を送っています。
そんな人生に、先日読んだ本のおかげでピリオドが打てそうです。
本の中に、「使っていくうちにモノへの愛着が生まれる」という文章がありました。
言われて、ものすごく納得したことがあります。
私が今使っている自転車は、小学6年生の頃に買ってもらったモノです。
つまり、今年で11年目。
ものすごく愛着を持っています。
その自転車の鍵につけているキーホルダーは、中学3年の時に、後輩が修学旅行のプレゼントで買ってくれたワンピースのキーホルダーです。
その後輩とは、そこまで仲が良かったわけではないため、そのキーホルダーを自転車の鍵に付けました。
しかし、愛着がすごく湧いて気がつけば8年間をともに過ごしています。
あと、成人式の時に市からもらった手拭いも、そこまで思い入れがないため、温泉にいく時に持って行きました。
すると
今では、温泉に行くなら、あの手拭いを持っていかなければ。
と思うほど、愛着が湧いています。
つまり、もらって嬉しかったモノこそ使うべき。
ということを、人生22年目にして学びました。
これは、もらったモノだけに及びません。
私のもったいない精神は根深く、
新品のタオルを使い始めることができないし
柔らかティッシュを使うこともできないし
毎年虫コナーズを使い始めるタイミングを逃し
クイックルワイパーの埃をとる紙を変えることも躊躇します。
そんな自分を変えるため、この本を読んだ後、家に帰ってすぐに実践しました。
2年前に友達からもらった海軍のレトルトカレーを食べ。(半年ほど期限切れ)
使い古したタオルを捨てて新品に取り替え
柔らかティッシュを使い始め
虫コナーズも玄関に装着し
クイックルワイパーも数ヶ月ぶりに張り替えました。
すると、いつ食べるべきか悩んでいたカレーへの思いがなくなったり、
新しくなったものに囲まれることへの幸福感に包まれました。
もったいないと思って、取っておくこと。
これこそが本当にもったいないことです。
取っておいたものは、腐るかもしれないし、時間が経つと使えなくなるかもしれません。
今でも、物をもらうことは本当に嬉しく、取っておきたくなる気持ちは今でも変わりません。
それでも、この本を読んで、少しだけでも、もらった物を使ったり、すぐに食べたりしてみようかな。
なんてことを思いました。
「捨てる」「片づける」で人生が楽になる
著者: 斎藤 茂太 出版: 新講社