ありがとう
バスタオルが古くなってきました。
「そろそろ、切る時期か」
「何等分しようか」
そう、バスタオルが、体を拭く役割を終えようとしているのです。
次は、形を変えます。
どこかで見た柄だなあ…と思ったら、次はキッチンで見かけました。シンク周りを拭く、ふきんです。
切っただけなので、端っこがほつれてきますが、気にしません。しばし、ふきんの役割を果たします。
毎日使うものなので、傷んでくるし匂いも気になります。
最後は、雑巾に変わりました。
ごみを出す日の朝、ベランダを拭きます。真っ黒け!そして、
「ありがとうございました」
モノを捨てるとき、全てではないのですが、なぜか「ありがとう」と、言うことがあるのです。
なぜでしょうか、よくわかりません。
相手に伝わるかどうか、誰かが見ているかどうか…ではなく、
感謝の気もちを伝えていきたいなあ。
そんな、日常生活のひとコマでした。
【2024年9月11日 初出】
☆学校のお便りに掲載した記事です。よろしければ、ご覧になってください。
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