7年の空白と人の記憶に残ること
今回7年ぶりに農作業ヘルパーの仕事をするため、富良野にやって来た私。
現在ヘルパーを続けている仲間以外にも、富良野には知り合いがたくさんいます。
ひっそりと帰って来ましたが、7年ぶりのマスク越しの再会で私と気付く人はいるのか。
よほど親しい人か、マスクを外す瞬間がない限り気付かないだろうと思っていました。
悩んだ理由
前回の記事でもお話しましたが、富良野に来ることを決めるまでかなりぐだぐだ悩んでいました。
ずっと質問や相談をしていた友達も、優柔不断な私に
いい加減決めたら？
って思っていたかもしれません(笑)。
7年ぶりに、しかもかなりいい年齢になって帰って来た人間をみんなどう思うかなとも考えていました。
当初は5月半ばまでの短期間の予定だったことや、休日は部屋で執筆するつもりだったことから、密かに行って密かに帰って来ようかなとも考えていました。
到着日にいきなり気付かれる
ヘルパー寮への入寮日。
自分の部屋へ荷物を置いた後、休日だった友達と買い物へ出かけました。
過去に私がよく通っていたお店です。
当時お話するうちに仲良くなった店員さんが、現在も働いていました。
7年経っていたけれど、雰囲気が変わっていなかったので私はすぐに気付きました。
店員さんは私のことなんて覚えてないだろうと思っていましたが、かなり長い時間目が合いました。
あれ？これは気付いているな？と思い、
「……わかります？」
と聞くと、私の出身地や趣味の観劇まで覚えていました！！(笑)
嬉しかったのですが、7年経過してマスク姿でもわかるものなんだと痛感。
マスクは変装には使えない！
むしろ、マスクで一番老化する部分が隠れているから変わっていないように見えるのかもしれません。
あえてキーワードを消す
Webライターの仕事をしていると常に関わるSEO対策。
特にキーワード個数を指定された記事の場合、いつもどうやってどこに入れようか苦戦します。
それとは反対に、自分のブログで農作業ヘルパーのことを書く時、私はあえてキーワードを入れないように意識していました。
なぜなら、このキーワードを入れるとすぐに上位に来るというのが経験上わかっていたから。
農作業ヘルパーとして富良野に帰って来たことに速攻気付かれます。
ちなみに微妙に違うキーワードですが、「農作業ヘルパー ブログ」で検索すると、未だに10年近く前の私のブログが2位くらいに現れます。
『農作業ヘルパーのお仕事☆｜かずちぃの富良野移住日記☆』
毎年この時期になると農作業ヘルパーをする予定の人が、どんなことをするのか不安で検索するのではないかと思います。
結論、気付かれるのも嫌じゃない
実は先程話した店員さん以外にも、他の方に気付かれ声をかけられました。
そのたびに感じたのは、気付かれるのって意外に嬉しいなということ。
あんなにもやもやしていたのに、やっぱり顔を覚えていてもらえるのは嬉しいことです。
長く接していていた方や、少ししか接点のなかった方などさまざまですが、誰かの人生の一部として記憶されているのってありがたいことだなと感じました。
今はだいぶ開き直って、キーワードもガンガン入れています(笑)。
どんな生活になるのか読めませんが、貴重な時間を楽しみながら富良野で農作業に向き合いたいと思います！
私の農作業ヘルパーとしての生活や体験談を書いたブログはこちら
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