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【私の仕事】 忘備録(12)中国人と日本語で会話する難しさ


【私の仕事】 忘備録(11)中国人の日本語検定2級からのつづきです。


◆この記事の内容:

ホームページ制作を通して、中国人と日本語で会話するときの苦労を書いています。


伝え方の訓練

さあ、中国語会話の始まりです。でも、こちらが中国語を覚える必要はない。

日本語能力が高くない人に「いかに簡単な単語や表現をつかって分かりやすく説明できるか」、この能力を身に着けるのだ。

これは、日本人同士の日本の会社でも必要とされる大切な能力だ。

昔の話になるが、自分が新入社員のとき、社内教育でも同じことを言われた。

文章作成にも同じことが言える。正しい文法、表現は当然だが、難しい言葉や専門用語を使えば良い文章とは限らない。「簡潔で分かりやすい相手が理解できる文章」。自分にとって永遠の課題だ。

さて、前回記事の続きです。

「中国整体」店長との会話の話に戻ると、僕の「店の口コミを書いておいてたよ。」に対して、店長の返事は「ブログ記事を増やしてアクセスをアップしたい」。「別の話題+要求」で返してくる。

要するに人の話を聞いていない。会話のピンポンにもなっていない。

この時期、僕は、仕事でホームページを制作したり、動画を撮影したりしていたので、ウェブや当時のSEOのことはよく理解していた。

普通、その会社のホームページを修正するには、その管理者の「パスワード」が必要。それは大事なものだ。

一般的には、会社では、総務部や広報部の担当者がホームページ管理者がそれを管理する。小さい会社や個人企業では、社長や店の責任者が管理する。「パスワード」は簡単に他人に教えるものでない。

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僕は店長と出会って、まだ2回目。自分の身分や職業も言ってない。

ホームページの中にあるブログの記事を僕が投稿するということは、これから僕がこの中国整体店の広告担当になるのかな?つまり、仕事を依頼されているってこと?

でも、ホームページは既に他社が制作して完成している。どういうこと?僕は何をすればいいのかな?


餃子の王将

貿易関係業務、ホームページ制作などや今、僕が仕事として出来ることを話し出すと、、、店長は、「お昼ご飯を一緒に食べよ。」と言い出した。おそるべし。まったく人の話を聞かない。

でもいい人だ。にこにこしながら、僕を「餃子の王将」につれていった。定食と餃子3人分を注文してくれた。店長は餃子だけ食べると言った。これから仕事中なのにお客さんに対して「匂い」大丈夫なのかと疑問はるが。。

食べながらやっと僕は、ブログ投稿には、パスワードが必要なこと、それと、仕事としてホームページ制作や動画制作をすることができる、ことを、出来る限り優しい日本語表現で説明することができた。

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店長に正確に伝わっているかどうか分からなくて不安だったが、「自分でできる指圧、健康になるツボ、経路など皆が有意義な情報をブログ記事で毎週投稿したい。」と言った。やった!会話が成り立った。こちらが話した内容について、それに大きく外れていない回答だ。

それに、その健康に役立つ情報を投稿したい理由がホームページのアクセスを上げたいと言った。

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アクセスアップ

それは大切なことだ。ホームページを作っただけでは、アクセスは伸びない。色々と工夫が必要だ。今で通じるが、動画を撮って、YouTubeにアップし、それを自社のホームページにリンクさせて載せる、これが、てっとりばやい方法だ。

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動画がまったくないホームページと比べて1つでも動画がある方がいいに決まっている。それにYouTubeの店専用のチャンネルをもつことになる。その動画の説明欄は5000文字も記載できる。

フェイスブックやツイッターのSNSもアカウントもつくって、そこに載せることもできる。YouTube動画があれは、上位とは限らないがグーグル検索で必ず表示される。


●グーグルマップへ店の情報を登録及び口コミ作成投稿

●外国人向けにYelp/Trip Adviserに店の情報を登録作成投稿

●エキテンにへ店の情報を登録及び口コミ作成投稿

●ホームページ同士のリンク

●フェイスブック、ツイッター、インスタグラムでへ拡散

●ブログ記事の投稿(Ameba, Goo,Rakuten, Hatena, Bloggerなど)後、ホームページ、動画にリンク戻しをして循環させる。

その他、様々な方法があります。

(注意)現在は、グーグルのルールも変わり、上記の方法は効果がありません。

整体・マッサージの場合、実際に店に入って長く手伝っていると、外国人のお客さんも多いことが分かった。英語での表記は絶対必要だ。中国人のお客さんは店長本人が中国人なので対応は当然ながらスムーズだ。

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変な書類

その他、さまざまな効果を説明したが、ほとんど興味がないようだ。とにかく難しいことはよく分からないが、僕にやって欲しいとのこと。で、マッサージはいつでもタダでしてあげる。と言われた。僕は、とりあえず、いいかなと思い、承諾した。

餃子の王将は、今後、会議をする場所となっていく。

餃子の王将から店に戻ると、僕は、ホームページのパスワードを聞いて管理画面から、色々とチェックした。なるほど、ある程度は本人が苦労し記事を数個、投稿している。いい文章表現しているが、ところどころ、微妙に日本語表現が間違っている。苦労しているのがわかる。

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大手広告会社とも契約して、さらに、ホットペッパービューティーにも掲載している。これだけ掲載していれば充分だ。あとはこの状況からどのような広告動画を僕が制作するかだ。

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店長は突然、思い出したように自分のiPhoneに写っている変な書類を僕に見せた。そして、「ちょっと教えてほしいことがあります。」と言ってきた。

3201書類

なんだろう?



【私の仕事】 忘備録(13)『ネット詐欺』狙われる中国人の主婦層へつづく。。。


*このnoteで書いてある記事はすべて実話です。「忘備録」として自分のために書いています。

◆ご注意:一部の記事はnoteのシステムによって18歳以上向けに分類されていますが、すべて18歳以上向けです。

よい子の皆さまは読まないでくださいね。